基本情報技術者試験の対策を始めようとしたとき、「参考書だけで足りるのかな」「問題集はどれを選べばいいんだろう」と悩む方は多いですよね。特に科目Aと科目Bでは出題形式がまったく違うため、それぞれに合った問題集を選ぶことが合格への近道になります。
この記事では、基本情報技術者試験の問題集を科目別に厳選し、最短で合格を目指すための最強セットを紹介していきます。自分に合った問題集の選び方から効果的な使い方まで、しっかり解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 参考書と問題集の役割の違いがわかる
- 科目A・科目B別のおすすめ問題集を厳選紹介
- 過去問題集の正しい選び方と活用法がわかる
- 問題集を使った効率的な学習スケジュールを提案
基本情報技術者試験の問題集を科目別に厳選

参考書と問題集の違いを理解しよう
基本情報技術者試験の対策教材には、大きく分けて「参考書(テキスト)」と「問題集」の2種類があります。参考書は知識をインプットするためのもの、問題集は実際に手を動かしてアウトプットするためのものですね。この2つは役割がまったく違うので、どちらか一方だけでは合格は難しいです。
参考書だけで勉強していると、「わかったつもり」になりがちなんですよね。実際の試験では制限時間内に問題を解く力が求められるので、問題集で繰り返し演習することが不可欠です。逆に、いきなり問題集だけ取り組んでも、基礎知識がないと解説を読んでも理解できないという悪循環に陥ります。
参考書の選び方については、基本情報技術者試験のおすすめ参考書の記事で詳しく解説しているので、まだ参考書が決まっていない方はあわせてチェックしてみてください。問題集とセットで使うことで学習効率が大きく変わりますよ。
科目Aにおすすめの問題集3選
科目Aは60問を90分で解く知識問題です。テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系から幅広く出題されるため、とにかく過去問を中心とした演習量がモノを言います。ここでは科目A対策に特化したおすすめの問題集を3つ紹介しますね。
まず1冊目は「基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集」(技術評論社)です。20年以上の刊行実績がある定番中の定番で、科目Aの模擬試験4回分に加えて、旧制度の過去問22回分もダウンロードできます。圧倒的な問題数で演習量を確保したい方には最適ですね。
2冊目は「かんたん合格 基本情報技術者過去問題集」です。こちらは解説がわかりやすく、初学者でも取り組みやすいのが特徴。選択肢ごとに丁寧な解説がついているので、「なぜこの選択肢が間違いなのか」までしっかり理解できます。
3冊目は「基本情報技術者 超効率の教科書+よく出る問題集」(インプレス)です。教科書パートと問題集パートが一体化しているので、学んだ知識をすぐに問題で確認できる構成になっています。1冊で完結させたい方にはかなり使いやすいですよ。
| 問題集名 | 出版社 | 特徴 |
|---|---|---|
| パーフェクトラーニング過去問題集 | 技術評論社 | 圧倒的な問題数・過去問22回分DL可 |
| かんたん合格 過去問題集 | 技術評論社 | 選択肢ごとの丁寧な解説 |
| 超効率の教科書+よく出る問題集 | インプレス | 教科書と問題集の一体型 |
科目Bにおすすめの問題集3選
科目Bは20問を100分で解く試験で、アルゴリズムと擬似言語の読解力が問われます。科目Aとはまったく違うスキルが必要なので、専用の問題集で対策するのが鉄則ですね。科目Bの対策については科目Bのおすすめ参考書の記事も参考になりますよ。
イチオシは「情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]」(翔泳社)です。擬似言語74問+情報セキュリティ33問の合計107問を収録しており、プログラミング未経験者でも段階的に学べる構成になっています。科目B対策の定番書として圧倒的な支持を集めている一冊ですね。
2冊目は「基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語 トレーニングブック」です。名前の通りアルゴリズムの問題に特化しており、トレースの仕方を丁寧に解説してくれます。擬似言語を読むのが苦手な方には特におすすめですよ。反復練習で確実に読解力が身につく構成になっています。
3冊目は「徹底攻略 基本情報技術者の科目B実践対策」(インプレス)です。実際の試験に近い難易度の問題が多く収録されているので、ある程度基礎が固まった段階で腕試しに使うと効果的です。本番と同じレベル感で練習できるのが最大の魅力ですね。
- 「出るとこだけ!科目B」は未経験者でも段階的に学べる
- 「トレーニングブック」はトレース練習に最適
- 「徹底攻略」は本番レベルの実践演習に最適
過去問題集の選び方と活用のコツ
基本情報技術者試験は2023年4月に試験制度が大きく変わりました。そのため、過去問題集を選ぶときは必ず新制度対応のものを選ぶことが大前提です。旧制度の午前・午後問題をそのまま解いても、科目A・科目Bの出題形式とはズレがあるので注意してくださいね。
とはいえ、科目Aに関しては旧制度の午前問題がそのまま役立つケースが多いです。知識を問う問題は制度が変わっても内容自体は大きく変わらないので、パーフェクトラーニングのように旧制度の過去問もダウンロードできる問題集を活用すると演習量を一気に増やせます。
一方、科目Bは新制度で出題形式が大幅に変わったので、旧制度の午後問題はほとんど参考になりません。科目BについてはIPAが公開しているサンプル問題や、新制度対応の問題集を使って対策するのが正解です。
また、紙の問題集だけでなく、基本情報技術者試験の学習アプリを併用するのもおすすめです。スキマ時間にスマホで問題を解けるので、学習時間を効率的に確保できますよ。
無料で使える過去問サイトの活用法
問題集にお金をかけたくない、あるいは問題集の演習量だけでは足りないという方には、無料の過去問サイトも活用してほしいですね。特に有名なのが「基本情報技術者試験ドットコム」で、2,500問以上の過去問が無料で解けます。
無料サイトのメリットは、とにかく問題数が豊富なことです。科目Aの対策では「同じ問題を繰り返す」よりも「なるべく多くの問題に触れる」ほうが効果的なケースが多いので、問題集で基礎固めをした後の仕上げとして無料サイトを使うのが賢い方法ですね。
ただし、無料サイトにもデメリットはあります。解説が簡素だったり、体系的に学べる構成になっていなかったりする点です。あくまでも「問題集の補助」として使い、メインの学習は書籍の問題集で進めるのがベストですよ。
また、独学で合格を目指す方は基本情報技術者試験の独学勉強法の記事も参考にしてみてください。問題集と無料サイトを組み合わせた効率的な学習プランを紹介しています。
基本情報技術者試験の問題集で合格する使い方

問題集は3周回すのが基本
問題集を買ったら、最低でも3周は回してほしいですね。1周目は「どんな問題が出るのか」を把握するための軽い周回、2周目は「間違えた問題の理解を深める」ための精読周回、3周目は「本番を意識した時間制限付き演習」という位置づけです。
1周目で全問正解できる人はほとんどいません。むしろ最初は半分も解けないかもしれませんが、それが普通なので落ち込まないでくださいね。大事なのは、間違えた問題に印をつけておいて、2周目で重点的に取り組むことです。
3周目では、実際の試験と同じ時間配分で解く練習をしましょう。科目Aなら90分で60問、科目Bなら100分で20問です。時間が足りない場合は、1問あたりにかける時間を意識して解くスピードを上げる練習が必要ですね。
解けなくても気にせず、出題傾向と自分の弱点を把握する
間違えた問題を中心に、解説をじっくり読んで理解を深める
時間制限を設けて、本番と同じペースで解く練習をする
科目Aは暗記より理解を重視する
科目Aの対策で陥りがちなのが、「答えの番号を暗記してしまう」というパターンです。過去問を何度も解いていると、問題文を読んだ瞬間に「あ、これは3番」と答えがわかってしまうんですよね。でもこれ、実は危険なんです。
本番では過去問と同じ問題がそのまま出ることもありますが、選択肢の順番が変わっていたり、微妙に表現が違っていたりすることがあります。番号だけ覚えていると、こうした変化に対応できません。大事なのは「なぜその答えが正しいのか」を自分の言葉で説明できるレベルまで理解することですね。
具体的には、問題を解いた後に不正解の選択肢についても「これはなぜ間違いなのか」を確認する習慣をつけましょう。この作業を丁寧にやるだけで、似た問題への対応力が格段に上がります。時間はかかりますが、合格への最短ルートは結局これなんですよね。
また、間違えた問題はノートにまとめておくのも効果的です。自分だけの「弱点ノート」を作ることで、試験直前の見直しが格段に効率よくなりますよ。
科目Bはトレースの反復練習が命
科目Bのアルゴリズム問題は、擬似言語のプログラムを読んで処理結果を追跡(トレース)する力が求められます。この力は一朝一夕では身につかないので、問題集を使った地道な反復練習が欠かせませんね。
トレースのコツは、変数の値の変化を紙に書き出しながら追うことです。頭の中だけで処理を追おうとすると、ループの途中で混乱してしまうことが多いんですよね。最初は面倒に感じるかもしれませんが、紙に書く習慣をつけることで確実に正答率が上がります。
問題集の使い方としては、まず「出るとこだけ!科目B」のような段階的に学べる本で基礎パターンを習得し、その後「トレーニングブック」や「徹底攻略」でさまざまなパターンの問題に取り組むのが効率的です。いきなり難しい問題集に手を出すと挫折しやすいので、段階を踏むことが大事ですよ。
科目Bは配点が高い問題もあるので、ここで得点できるかどうかが合否を分けます。最低でも試験1か月前からは毎日1〜2問ずつトレース練習を続けてくださいね。
学習スケジュールに問題集を組み込む
問題集は「買っただけ」で満足してしまう人が意外と多いんですよね。せっかく良い問題集を選んでも、計画的に取り組まなければ効果は半減します。ここでは、2か月間の学習スケジュールに問題集をどう組み込むかを紹介しますね。
最初の2週間は参考書でインプット中心にしつつ、各章末の確認問題を解く程度にとどめます。3〜4週目から科目Aの問題集に本格的に取りかかり、1日20〜30問ペースで進めましょう。同時に科目Bの問題集も基礎編からスタートします。
5〜6週目は科目Aの問題集2周目と、科目Bの実践問題に取り組む時期です。この頃から無料の過去問サイトも併用して、初見の問題に慣れておくといいですね。7〜8週目は総仕上げとして、本番と同じ時間配分で模擬試験形式の演習を行います。
| 期間 | 科目A対策 | 科目B対策 |
|---|---|---|
| 1〜2週目 | 参考書の章末問題 | 擬似言語の基礎学習 |
| 3〜4週目 | 問題集1周目(1日20〜30問) | 科目B問題集の基礎編 |
| 5〜6週目 | 問題集2周目+過去問サイト | 科目B実践問題 |
| 7〜8週目 | 模擬試験形式で総仕上げ | 時間制限付きの本番演習 |
このスケジュールはあくまで目安ですが、大事なのは「問題集に取り組む時間を毎日確保すること」です。1日30分でもいいので、コツコツ続けることが合格への近道ですよ。
まとめ:最強の問題集セットはこれだ
ここまで基本情報技術者試験のおすすめ問題集を科目別に紹介してきました。最後に、私が考える「最強の問題集セット」をまとめておきますね。
科目A対策には「パーフェクトラーニング過去問題集」を軸にして、演習量をしっかり確保するのがベストです。旧制度の過去問もダウンロードできるので、圧倒的な問題数で知識を定着させられます。科目B対策には「出るとこだけ!科目B」で基礎を固め、「トレーニングブック」で実践力を磨くのが王道ですね。
問題集は「正しいものを選ぶ」ことと「正しく使う」ことの両方が大事です。3周回す、理解重視で解く、トレースは紙に書く。こうした基本を守って取り組めば、基本情報技術者試験の問題集を最大限に活用できますよ。
- 科目A:パーフェクトラーニング過去問題集(メイン)
- 科目B:出るとこだけ!科目B(基礎)+トレーニングブック(実践)
- 補助:無料過去問サイトでスキマ時間に演習
- 問題集は最低3周回して知識を定着させる
ぜひ今回紹介した問題集を使って、効率よく合格を勝ち取ってくださいね。応援しています。

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