基本情報技術者試験を受け終わったあと、「点数はどこで確認するの?」「600点なら本当に合格なの?」「正式な合格発表まで何をすればいい?」と不安になる人は多いです。
基本情報技術者試験 点数確認でまず押さえるべきことは、試験終了後に確認できる評価点と、翌月に出る正式な合格発表を分けて考えることです。評価点が科目A・科目Bともに600点以上なら合格見込みですが、正式な合否はIPA側の発表で確認します。
この記事では、基本情報技術者試験の点数確認方法、スコアレポートの見方、合格点600点の考え方、合格・不合格それぞれの次の行動まで順番に整理します。
- 点数は試験終了後の画面とマイページで確認できる
- 合格基準は科目A・科目Bそれぞれ600点以上
- 600点は単純な正答率6割と同じではない
- 点数確認後は合否別に保存・復習・再受験準備を進める
基本情報技術者試験の点数確認方法

確認できるタイミング
基本情報技術者試験はCBT方式で実施されます。CBT-Solutionsの公式案内では、試験終了後に画面上で成績が表示され、科目A試験・科目B試験ごとの科目評価点を確認できるとされています。また、試験終了から2〜3時間後以降にマイページでも確認できます。
この記事では、受験者が検索しやすい表現に合わせて「スコアレポート」と呼びますが、重要なのは科目Aと科目Bの評価点です。合格見込みを判断するには、合計点ではなく、それぞれの科目が600点以上かどうかを見ます。
| 確認タイミング | 確認場所 | 見るべき内容 |
|---|---|---|
| 試験終了直後 | 試験終了後の画面 | 科目A・科目Bの評価点 |
| 試験終了から2〜3時間後以降 | 受験者マイページ | 成績照会・申込情報 |
| 受験月の翌月中旬〜下旬 | IPAサイト・マイページ | 正式な合否・合格者受験番号 |
マイページで見る手順
試験会場で確認した評価点をあとから見直したい場合は、受験者マイページにログインします。申し込み時に使った利用者IDとパスワードが必要なので、予約完了メールや申込時の控えを確認してください。
申し込み時の利用者IDとパスワードでログインします。ログインできない場合は、先にID・パスワード再設定を確認します。
受験した基本情報技術者試験の行を選び、科目A・科目Bの評価点を確認します。
会社への報告や再受験の復習に使えるよう、PDF保存やスクリーンショットで手元に残しておきます。
特に合格見込みの場合、後日正式な合格発表が出るまで少し時間があります。その間に評価点の画面を保存しておくと、社内申請や学習記録を整理しやすくなります。
表示されない時の確認順
マイページで点数が見つからない場合、すぐに不合格やトラブルと決めつける必要はありません。試験終了からマイページ反映まで時間がかかることがあるため、まずは反映タイミングとログイン先を確認します。
- 試験終了から2〜3時間以上経っているか確認する
- 申し込みに使った正しい利用者IDでログインしているか確認する
- 別試験区分や過去申込の画面を開いていないか確認する
- スマホで見づらい場合はPCブラウザで開き直す
- 翌日になっても見られない場合は公式の問い合わせ先を確認する
基本情報技術者試験の合格点600点

科目Aと科目Bは別々に判定
基本情報技術者試験の合格基準は、科目Aと科目Bの両方で評価点600点以上です。合計で1200点を超えればよい、片方が高ければもう片方を補える、という仕組みではありません。
| 科目 | 満点 | 合格に必要な評価点 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 科目A | 1000点 | 600点以上 | IT基礎、マネジメント、ストラテジを幅広く問われる |
| 科目B | 1000点 | 600点以上 | アルゴリズムと情報セキュリティの読解力が重要 |
たとえば科目Aが720点でも、科目Bが580点なら合格には届きません。逆に科目Aが610点、科目Bが605点のようにギリギリでも、両方が600点以上なら合格見込みです。合格ラインの詳しい考え方は、基本情報技術者試験は何割で合格できるかでも整理しています。
600点は正答率6割とは限らない
600点という数字を見ると「6割正解すればよい」と考えがちですが、基本情報技術者試験の評価点は単純な正答数だけで決まるものではありません。IPAの試験案内では、FEやSGはIRT(項目応答理論)に基づいて評価点を算出するとされています。
そのため、60問中36問正解、20問中12問正解のように単純計算で判断しすぎるのは危険です。問題の難易度や解答結果をもとに評価点が出るため、試験後は「何問できた気がするか」より、表示された評価点を基準に考えましょう。
600点は合格基準点ですが、単純な正答率60%と完全に同じ意味ではありません。復習では「何問正解したか」よりも、どの分野で詰まったかを優先して振り返るのがおすすめです。
点数別の受け止め方
点数確認後は、合格・不合格だけでなく、どれくらい余裕があったかを見ると次の行動を決めやすくなります。合格していても600点台前半なら、苦手分野を把握しておくと応用情報や実務学習につながります。
| 評価点の目安 | 状態 | 次に考えること |
|---|---|---|
| 700点以上 | 比較的余裕あり | 合格発表確認後、応用情報や実務分野へ進む |
| 600〜699点 | 合格基準は到達 | 苦手分野を記録し、次資格の前に補強する |
| 550〜599点 | あと少し | 弱点を2〜3テーマに絞って短期で詰める |
| 500点台前半以下 | 基礎の抜けが大きい | 過去問だけでなくテキスト・用語から戻す |
科目Aと科目Bのどちらが低いかで、復習の方向は大きく変わります。科目Aは用語・制度・計算の抜け、科目Bは問題文を読みながら処理を追う練習不足が原因になりやすいです。
点数確認後の合否別アクション

合格見込みなら保存する
科目A・科目Bがどちらも600点以上なら、まず評価点の画面を保存しておきましょう。正式な合格発表は受験月の翌月中旬から下旬に行われるため、その前に社内報告や学習記録として見返せる状態にしておくと安心です。
- 評価点が表示された画面を保存する
- 受験日、科目A点数、科目B点数をメモする
- 正式な合格発表日を確認する
- 勤務先の資格手当や報奨金の提出物を確認する
履歴書や社内申請に使う場合、最終的には正式な合格発表や合格証書を確認してから動くのが確実です。発表日の確認方法は、基本情報技術者試験の合格発表がいつ出るかの記事も参考にしてください。
不合格見込みなら分けて見る
どちらか一方でも600点未満なら、不合格見込みとして復習を始めます。この時に大切なのは、「基本情報が難しすぎる」とまとめて考えないことです。科目Aが低いのか、科目Bが低いのかで対策はかなり変わります。
| 点数の状態 | 原因の見立て | 優先する対策 |
|---|---|---|
| 科目Aだけ600点未満 | 用語・計算・制度知識の抜け | 頻出分野の用語確認と科目A過去問 |
| 科目Bだけ600点未満 | 疑似言語やセキュリティ読解の不足 | トレース練習と科目B形式の演習 |
| 両方600点未満 | 学習量または演習量が不足 | 学習計画を作り直し、毎日の演習量を固定 |
| どちらかが550点台 | 合格圏まであと一歩 | 全範囲を戻さず弱点だけを短期集中 |
再受験日はすぐ決める
基本情報技術者試験は随時受験できますが、再受験にはリテイクポリシーがあります。CBT-Solutions公式案内では、一度受験した試験区分の再申込時に指定できる受験日は、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降とされています。
つまり、同じ週にすぐ受け直すような動きはできません。だからこそ、点数確認をした当日から「次に受けられる最短時期」と「そこまでに何を直すか」を決めるのが現実的です。
- 次に受けられる時期を確認する
- 科目Aと科目Bの低い方を優先する
- 550点台なら弱点分野を絞る
- 500点台前半以下なら学習計画を作り直す
不合格時のスコア復習法

科目Aは頻出分野を戻す
科目Aが600点未満だった場合は、いきなり難問だけを追うより、頻出分野を取りこぼさない状態に戻す方が効果的です。テクノロジ系の基礎、マネジメント系の用語、ストラテジ系の法律・経営用語を、過去問とセットで確認します。
特に500点台後半なら、全範囲を一から読み直す必要はないことも多いです。間違えた感覚が強い分野を2〜3個に絞り、類題をまとめて解く方が点数に直結しやすいですね。
- 計算問題は公式暗記ではなく手順ごと覚える
- 用語問題は正解以外の選択肢も意味を確認する
- セキュリティ、ネットワーク、データベースは優先的に戻す
- マネジメント・ストラテジは短時間で反復する
科目Bは手を動かす
科目Bが600点未満だった場合は、解説を読むだけで終わらせないことが重要です。アルゴリズムや疑似言語は、処理の流れを紙に書き出しながら追う練習を増やすと伸びやすくなります。
「なんとなく読めるけど、選択肢で迷う」状態なら、変数の変化、条件分岐、ループ回数を毎回メモするのがおすすめです。最初は時間がかかりますが、同じ型の問題に慣れると本番で迷う時間が減ります。
| つまずき方 | 復習の方向 |
|---|---|
| 疑似言語の変数が追えない | 1行ずつ表にして値の変化を書く |
| ループで混乱する | 最初の3回だけ手でトレースする |
| セキュリティで迷う | 攻撃名、対策、目的をセットで覚える |
| 時間が足りない | 解く順番と見切る基準を練習する |
過去問演習の量を決めたい場合は、基本情報の過去問を何年分解くべきかも確認しておくと、次の受験日までの計画を立てやすくなります。
点数を見た直後に弱点をつぶすなら
試験の記憶が残っているうちに、苦手だった分野の過去問を数問だけでも解くと復習ポイントがはっきりします。
まとめ
基本情報技術者試験 点数確認では、まず科目A・科目Bそれぞれの評価点を確認します。どちらも600点以上なら合格見込みです。どちらか一方でも600点未満なら、低かった科目を中心に復習計画を立てましょう。
- 科目A・科目Bそれぞれ600点以上か確認する
- 評価点の画面を保存する
- 正式な合格発表日を確認する
- 不合格見込みなら低い科目から復習する
点数は結果確認だけでなく、次の行動を決めるための材料です。合格見込みなら正式発表と証書の準備へ、不合格見込みならスコアが低かった科目へ、早めに切り替えていきましょう。
- 基本情報技術者試験の点数はいつ確認できますか?
試験終了後に画面上で科目A・科目Bの評価点を確認できます。また、試験終了から2〜3時間後以降に受験者マイページでも確認できます。
- 科目Aだけ600点以上なら次回免除されますか?
通常受験で科目Aだけ600点以上になっても、次回に科目Aだけを持ち越す制度ではありません。科目A免除を使うには、認定講座など別の制度条件を満たす必要があります。
- 600点は正答率60%という意味ですか?
完全に同じ意味ではありません。基本情報技術者試験の評価点はIRTに基づいて算出されるため、単純な正答数だけでは判断できません。表示された評価点を基準に見ましょう。


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