「仕事が入ってしまった、試験日程を変更できる?」「申し込みしたけど体調が悪くなった…キャンセルは?」——CBT方式になった基本情報技術者試験の日程変更に関するルールは、以前のペーパー試験と大きく異なります。知らずに損をしないよう、最新のルールをしっかり確認しておきましょう。
この記事では、基本情報技術者試験のCBT方式における日程変更・キャンセルのルールから、変更手順・注意点・おすすめの日程選びのコツまで詳しく解説します。
- 試験日の3日前までならマイページから日程変更が何回でも可能
- キャンセル・受験料返金は一切不可(どんな理由でも)
- 変更できる内容は日時・会場・開始時刻の3つ
- 人気会場・土日は早期満席になるため早めの変更予約が重要
基本情報技術者試験の日程変更ルールと手順を完全解説

CBT方式とは?ペーパー試験との違いを押さえる
2023年4月から基本情報技術者試験はCBT(Computer Based Testing)方式に完全移行しました。以前のペーパー試験は春・秋の年2回・特定日に全国一斉実施でしたが、CBT方式では全国のテストセンターで年間を通じて随時受験できます。
| 以前のペーパー試験 | 現在のCBT方式 | |
|---|---|---|
| 実施時期 | 年2回(春・秋の特定日) | 年間随時(テストセンターの空き次第) |
| 試験会場 | 大学・展示場など特定会場 | 全国のテストセンター(CBT-Solutions) |
| 日程変更 | 基本不可 | 試験日の3日前まで可能(回数制限なし) |
| キャンセル・返金 | 不可 | 不可(CBT方式でも同様) |
日程変更できる期限・回数・変更できる内容
基本情報技術者試験の日程変更に関するルールは次のとおりです。
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 変更できる期限 | 試験日の3日前まで(例:6/15受験なら6/12まで) |
| 変更できる回数 | 制限なし(何回でも変更可能) |
| 変更できる内容 | 受験日・試験会場・試験開始時刻 |
| 変更できないこと | 受験料のキャンセル・返金・科目の変更 |
| 変更方法 | CBT-Solutionsマイページからオンラインで完結 |
日程変更の手順(マイページ操作)
日程変更はCBT-Solutionsのマイページからオンラインで完結します。難しい操作はなく、数分で完了します。
申し込み時に登録したID・パスワードでログインする。
現在の予約内容が表示される。「変更する」ボタンをクリック。
空き状況のカレンダーから希望の日時と会場を選ぶ。
変更完了メールが届いたら手続き終了。追加費用は発生しない。
キャンセルと返金はできない!絶対に覚える注意点
CBT方式でも申し込み後のキャンセルや受験料の返金は一切できません。急病・家族の不幸・天災など、いかなる理由があっても受験料(7,500円+手数料)は返金されません。これはペーパー試験時代から変わらないルールです。
申し込み後は、いかなる理由でもキャンセル・受験料返金は不可。「受験できなかった場合の再受験」も、別途受験料を支払う必要があります。試験日に欠席した場合は「不受験(欠席)」として処理され、その試験の記録は残りません(合否には影響なし)。
「どうせいつでも受けられるから」と軽い気持ちで申し込んでしまうと、日程が変更できない状況になって受験料を無駄にするリスクがあります。申し込みの前に、向こう2〜3ヶ月のスケジュールをしっかり確認してから予約しましょう。
2026〜2027年のシステム移行による注意事項
IPAとCBT-Solutionsはシステムリプレースを予定しており、一時的に試験が受けられない期間が設けられます。当初2026年4月頃とされていた休止期間は、2027年1月以降へ延期されました。
そのため2026年内は通常通り受験できますが、2027年初頭に受験を計画している場合は公式サイトで最新情報を必ず確認してください。日程を組む際は公式発表に常に注意が必要です。
日程変更を活かして合格率を上げる賢い受験計画の立て方

日程変更をうまく使う学習進捗連動型の受験戦略
CBT方式の「日程変更が自由」という特性を賢く活用すれば、合格率を大幅に上げることができます。おすすめは「仮予約→学習進捗に合わせて調整→確定」という3段階の戦略です。
まず目標日を仮に押さえる。この時点では「まだ変更できる」という安心感がある。
過去問の正答率や理解度をチェック。「予定より速い→前倒し」「間に合わない→後ろ倒し」の判断をする。
この時期に「あとは仕上げるだけ」という状態を目指す。直前の変更は希望枠が取れないリスクがある。
混雑する日程・会場の見分け方と予約のコツ
CBT試験の会場は先着順の予約制です。以下のパターンは早期に埋まりやすいため注意が必要です。
- 土日・祝日の午前中:社会人・学生ともに人気。1〜2ヶ月前に満席になることも
- 都市部の主要テストセンター:渋谷・新宿・梅田・名古屋駅周辺など利便性の高い会場
- 月末・月初の週末:月単位で区切って学習する人が集中しやすい
- 平日午前中・午後の早い時間は比較的空きが多い
- 郊外のテストセンターは都市部より予約が取りやすい傾向がある
- 受験月の2ヶ月前から予約開始になるため、開放直後に押さえるのがベスト
直前の日程変更が必要になった場合の対応策
「試験3日前になっても変更ボタンが押せない」という場合、すでに期限切れです。この場合の対応策を確認しておきましょう。
| 状況 | 対応策 |
|---|---|
| 試験2日前〜前日に急用が入った | 日程変更不可。受験するか欠席するかを判断する |
| 体調不良で当日受験できない | 欠席扱いになる(返金なし)。次回受験を新たに申し込む |
| 3日前まで変更しようとしたが空きがない | 会場・時刻を変えて検索する。別の日程に変更する |
| 試験に落ちて再受験したい | 結果確認後に新たに申し込む(最短翌日から予約可能) |
学習計画と試験日程のバランスの取り方
「試験日を決める→逆算して学習計画を立てる」という流れが基本情報技術者試験の効率的な学習のセオリーです。目安となる学習期間と試験日設定の考え方を確認しましょう。
| 経験・バックグラウンド | 推奨学習期間 | 試験日設定の目安 |
|---|---|---|
| IT知識がある(実務経験あり) | 1〜2ヶ月 | 学習開始から6〜8週後 |
| 文系・IT初心者 | 3〜4ヶ月 | 学習開始から12〜16週後 |
| 完全ゼロから | 4〜6ヶ月 | 学習開始から16〜24週後 |
学習期間の詳細については基本情報の勉強期間の目安も参考にしながら、自分のペースに合った計画を立ててください。
まとめ:日程変更ルールを正しく理解して合格に活かす
基本情報技術者試験のCBT方式では、試験日の3日前まで回数無制限で日程変更ができます。ただしキャンセル・返金は一切不可です。この仕組みを賢く使って、学習の進捗に合わせた柔軟な受験計画を立てることが合格への近道です。
- 変更期限:試験日の3日前まで(それ以降は不可)
- 変更回数:制限なし(何回でも変更OK)
- 追加費用:なし
- キャンセル・返金:不可(いかなる理由でも)
- 変更方法:CBT-Solutionsマイページからオンラインで完結
- 日程変更は何回でもできますか?
はい、試験日の3日前まであれば何回でも変更できます。追加費用も発生しません。ただし毎回変更先に空きが必要なので、希望の日時・会場が取れるかは保証されません。
- 体調不良で試験に行けなかった場合はどうなりますか?
欠席扱いになります。受験料は返金されません。試験の記録としては「不受験(欠席)」として処理されますが、合否結果には影響しません(不合格にはなりません)。次回は別途受験料を支払って再申し込みする必要があります。
- 試験会場だけ変更することはできますか?
はい、できます。試験日・開始時刻はそのままで会場だけを変更することも可能です。CBT-Solutionsのマイページから変更操作をするときに、会場のみ変更する選択が可能です(空きがある場合に限ります)。


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