基本情報技術者試験の日程はいつ?CBT方式で予約するコツを解説

「基本情報技術者試験っていつ受けられるの?」「どのタイミングで申し込めばいいの?」と悩んでいる方は多いかなと思います。CBT方式になってから試験日程の仕組みが変わり、いつでも受験できるようになりましたが、逆に「いつ受けるか」を自分で決める必要があります。

この記事では、基本情報技術者試験の日程の決め方・申し込みのタイミング・試験日から逆算した学習スケジュールの立て方まで解説します。日程選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事のポイント
  • CBT方式で通年受験できる基本情報技術者試験の日程の仕組みがわかる
  • 申し込みのベストタイミングと早めに予約すべき理由がわかる
  • 試験日から逆算した学習スケジュールの立て方がわかる
  • 受験日程を変更・再設定する際の注意点がわかる
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目次

基本情報技術者試験の日程と受験できるタイミング

基本情報技術者試験の日程

CBT方式で通年いつでも受験できる仕組み

基本情報技術者試験は2023年4月からCBT(Computer Based Testing)方式に完全移行し、年間を通じて随時受験できるようになりました。以前の紙試験は年2回(春期4月・秋期10月)に限定されていたため、タイミングを逃すと半年待たなければなりませんでした。CBT方式になってからはその制約がなくなり、準備ができたタイミングで受験できます。

試験はCBT-Solutions(シー・ビー・ティ・ソリューションズ)が運営する全国のテストセンターで実施されます。受験者は希望する日時・会場を自分で選んで予約する仕組みです。試験期ごと(年度ごと)に受験申込期間が設定されており、その期間内であればいつでも好きな日に受験できます。

CBT方式では試験終了後すぐに結果が表示されます。紙試験時代のように合格発表まで数週間待つ必要がなく、その日のうちに合否がわかります。

ただし、年に一定期間はシステムメンテナンスや試験の切り替え期間として受験が休止になることがあります。受験を予定している時期に受験できるかどうか、IPAの公式サイトで確認しておくことを忘れずに。特に年度末・年度初めのタイミングは変更があることも多いため、事前確認が重要です。

なお、身体の不自由等によりCBT方式での受験が難しい方のために、春期(4月頃)と秋期(10月頃)の年2回、筆記による特別措置試験が設けられています。通常の受験者はCBT方式で通年受験が基本ですが、必要な方は特別措置試験についてIPAに問い合わせてみてください。

年間スケジュールと受験申込期間の目安

基本情報技術者試験の受験申込期間は試験期ごとに設定されています。IPA(情報処理推進機構)の公式サイトでは年度ごとの試験スケジュール・申込期間・休止期間が公開されているため、受験を予定しているなら早めにチェックしておきましょう。

一般的に申込期間は数か月単位で設定されており、その期間内に希望の日時・会場を選んで予約します。早めに申し込んだ方が選択肢が多く、人気の会場・日時を押さえやすくなります。「まだ先の話だから」と放置していると、希望の日時が全部埋まってしまうこともあります。

土日・祝日の午前中は特に予約が集中します。希望する日時がある場合は申込開始直後に予約することをおすすめします。後回しにすると第一希望が取れないことも多いです。

また、年度をまたぐ時期はシステムの切り替えや試験期の移行に伴い、一時的に申込ができない期間が発生する場合があります。特に年度末は注意が必要で、3〜4月頃に受験を予定している方は早めに動いておくのが安全です。IPAのニュースリリースや公式Xアカウントで最新情報をチェックするのが確実です。

試験日を決める際に考慮すべき3つのポイント

CBT方式では自分で試験日を選べる自由がある一方、「いつにすればいいかわからない」と迷ってしまう方も多いです。試験日を決める際に考慮すべきポイントは「学習進捗・仕事や学校のスケジュール・テストセンターの空き状況」の3つです。

まず学習進捗について。参考書を一通り読み終え、過去問で安定して6割以上正解できるようになったタイミングが受験の目安です。まだ準備が足りないのに「とりあえず申し込んでみよう」と試験日を決めてしまうと、受験料7,500円が無駄になる可能性があります。ある程度の準備が整ってから日程を選ぶのが賢明です。

「過去問で安定して65〜70%正解できるようになったら申し込む」という基準を持っておくと、試験日を決めるタイミングが明確になります。直前の追い込みも含めた余裕を1〜2週間確保した日に設定すると良いでしょう。

仕事や学校のスケジュールについては、繁忙期や試験直前に残業が続く時期を避けることが重要です。せっかく申し込んでも直前に仕事が忙しくなって勉強できないという状況は避けたいです。余裕を持って直前の1〜2週間を確保できる日程を選びましょう。

旧試験(紙試験)との日程面の違いを理解しよう

2023年以前の紙試験時代は、試験日が年2回(春期:4月第3日曜日・秋期:10月第3日曜日)と固定されていました。受験者は全員同じ日・同じ時間帯に試験を受けるため、試験日の選択肢はありませんでした。準備が間に合わなければ半年後の試験を待つしかなく、モチベーション維持が難しいケースも多かったです。

CBT方式になってからは、準備が整ったタイミングで受験できるようになりました。不合格でも30日程度の間隔を空ければ再受験できるため、PDCA(計画・実行・評価・改善)のサイクルを素早く回せます。1回目で落ちても「2か月後にリベンジ」という形で計画を立てやすくなりました。

項目旧形式(紙試験)新形式(CBT)
試験日年2回固定通年随時
再受験半年後約30日後から可
結果確認数週間後当日すぐ

再受験の間隔制限と次の試験日の設定方法

残念ながら不合格になってしまった場合でも、一定の間隔を空ければ再受験が可能です。CBT方式では「同一試験については受験日から概ね30日程度の間隔」が必要とされています。具体的な間隔はIPAの規定による部分もあるため、再受験前に公式サイトで確認しましょう。

不合格後の再受験日を決める際は、スコアレポートをもとに弱点分野を特定してから日程を設定するのが効果的です。「前回どこが低かったか」を把握したうえで、その分野を重点的に補強する学習計画を組み、準備が整ってから次の試験日を予約しましょう。焦って次の試験日を決めても同じ結果になりかねません。

不合格になったスコアを見て「科目Aは通過・科目Bが低い」という場合は、次回は科目B対策に集中した学習を2〜3か月行うのが効果的です。科目Aは現状維持しながら科目Bだけを集中強化すると効率的です。

再受験は追加の受験料(7,500円)が必要になります。何度も受験するほど費用がかさむため、毎回の受験をしっかり準備したうえで臨む姿勢が大切です。再受験の費用を無駄にしないためにも、学習の進捗管理を丁寧に行いながら「準備が整ったら申し込む」という順序を守りましょう。

基本情報技術者試験の日程から逆算した学習スケジュール

基本情報技術者試験の学習スケジュール

試験日から逆算した学習計画の立て方

基本情報技術者試験に合格するために必要な学習時間は、IT知識ゼロからの場合で150〜200時間程度、ある程度IT知識がある方で80〜120時間程度が目安とされています。この時間数をもとに、試験日から逆算して週あたりの学習時間を計算することで現実的なスケジュールが立てられます。

たとえば、IT知識なしで150時間を目安とした場合、週15時間(平日2時間×5日+休日2.5時間×2日)のペースで進めると約10週間(2.5か月)で学習が完了します。試験日の2〜3週間前を仕上げ・過去問演習期間として確保すると良いでしょう。この計算から「試験日は3か月後」という目標が設定できます。

学習期間の終盤2〜3週間は過去問演習に専念しましょう。新しい知識をインプットするよりも、既に学んだことを問題を通じて定着させる「アウトプット期間」に切り替えることが合格への近道です。

スケジュールを立てる際は少し余裕を持たせることが重要です。仕事が忙しくなる週・体調を崩す期間・突発的な予定が入るケースを想定して、計算上の必要期間に1〜2週間バッファを加えた日程で申し込むと安心です。「計算通りに進む」と思っていると、想定外の出来事で直前に焦ることになります。

学習フェーズ別のスケジュール管理方法

基本情報技術者試験の学習は、大きく3つのフェーズに分けて管理すると進みやすいです。第1フェーズはインプット(参考書読み)、第2フェーズはアウトプット(過去問演習)、第3フェーズは弱点補強と仕上げです。それぞれのフェーズに必要な期間を見積もり、試験日から逆算して配分しましょう。

第1フェーズのインプットでは、参考書を一通り読み込み、試験範囲の全体像を把握します。最初から細部まで完璧に理解しようとせず「まず全体を把握する」という姿勢で進めると挫折しにくいです。全体の学習期間の約40〜50%をこのフェーズに充てるのが目安です。

  • 第1フェーズ(40〜50%):参考書でインプット・全体像把握
  • 第2フェーズ(30〜40%):過去問演習・間違い分析
  • 第3フェーズ(10〜20%):弱点補強・直前確認

第2フェーズでは過去問を実際に解き、間違えた問題をノートやアプリで管理します。同じ問題で同じミスを繰り返さないためにも「なぜ間違えたか」を毎回記録しておくことが大切です。第2フェーズを通じて全体の正答率が安定して65〜70%を超えてきたら、第3フェーズへ移行するサインです。

受験申し込みのベストタイミングと注意点

受験申し込みのベストタイミングは「学習計画を立てた直後」です。「準備が整ってから申し込もう」と考えていると、いつまでも申し込まずに時間が過ぎてしまいます。試験日を決めることで学習に具体的な期限ができ、モチベーションが格段に上がります。

実際の手順としては、学習期間の見積もりをしてから「○か月後」という試験日の目安を決め、CBT-Solutionsのポータルサイトで希望の日時・会場を探して申し込みます。「まだ先の話だから」と思っても、人気の日時は早く埋まるため早めの予約が重要です。

試験日を決めると「この日まであと○週間」という明確な期限ができます。期限のない勉強はだらけやすいため、申し込みは早めに行うのが学習効率を高める一番のコツです。

申し込み後に学習が想定より遅れた場合でも、試験日の3営業日前まであれば日時変更が可能です。「まだ準備できていない」と感じたら焦らず試験日を後ろにずらす決断も大切です。ただしキャンセル・返金は原則できないため、延期する場合は早めに変更手続きを行いましょう。

社会人が無理なく取り組める日程設定のコツ

社会人として働きながら基本情報技術者試験を受験する場合、最大の障壁は「勉強時間の確保」です。仕事の繁忙期・出張・家族の行事などが重なると、計画通りに学習を進められないことも多いです。そのため社会人こそ、余裕を持った日程設定が重要になります。

働きながら受験する場合のコツとして、「通勤時間の活用」があります。毎日の往復30〜60分の通勤時間をスマートフォンで過去問道場(fe-siken.com)を解く時間に充てるだけで、週5〜7時間の学習時間が確保できます。平日夜の学習は疲れてできない日もありますが、通勤時間は比較的安定して確保できる時間です。

週の学習時間が少ない場合は、試験日を無理に早めに設定しないことが大切です。週5時間しか確保できないなら、必要学習時間150時間÷5時間=30週(約7か月)のスケジュールが現実的です。

また、仕事の繁忙期が読める場合は「繁忙期は軽めに・閑散期に集中的に」というメリハリをつけた学習計画を立てると続けやすいです。繁忙期に無理をしてバーンアウトするよりも、長期的に続けられるペースを維持することが合格への近道です。

日程変更が必要な場合は基本情報技術者試験の日程変更はできる?CBT方式の最新ルールと手順を解説

申し込み手順の詳細については基本情報技術者試験の申込手順を解説!準備から手続きまでスムーズに

まとめ:日程を早めに決めて計画的に準備しよう

基本情報技術者試験はCBT方式により通年随時受験できます。自由に日程を選べるからこそ、「いつ受けるか」を早めに決めることが大切です。試験日を決めることで学習に具体的な期限が生まれ、モチベーションを保ちやすくなります。

試験日から逆算して必要な学習期間を計算し、インプット・過去問演習・弱点補強の3フェーズに分けたスケジュールを立てましょう。社会人の方は通勤時間の活用や、繁忙期を考慮した余裕あるスケジュールを組むことがポイントです。

「準備ができてから申し込もう」ではなく「申し込んで締め切りを作ってから準備する」という逆転の発想が、合格率を高める一番のコツだと私は思っています。ぜひ早めに試験日を押さえましょう。

試験会場の選び方や当日の流れについては、基本情報技術者試験の会場と当日の注意点も参考にしてみてください。

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