「基本情報技術者試験を受けたいけど、受験料はいくらかかるんだろう?」と気になっている方も多いかなと思います。受験料の金額だけでなく、支払い方法や申し込みの手順、キャンセル時の注意点なども事前に把握しておきたいですよね。
この記事では、基本情報技術者試験の受験料に関する情報をまとめて解説します。2023年のCBT方式完全移行後の最新情報をもとに、費用まわりで困らないよう整理していきます。
- 基本情報技術者試験の受験料(7,500円・税込)の詳細がわかる
- クレジットカード・コンビニなど支払い方法の違いがわかる
- 申し込みから試験当日までの手順がわかる
- キャンセル・再受験時の注意点がわかる
基本情報技術者試験の受験料と費用の内訳

基本情報技術者試験の受験料は7,500円(税込)
基本情報技術者試験の受験料は7,500円(税込)です。この金額は2023年の制度リニューアルに合わせて改定されたもので、CBT方式(コンピュータで受験するシステム)の運営・維持コストが含まれています。以前の紙試験時代と比べると価格が変わっているため、古い情報に頼らずIPAの公式サイトで確認するようにしましょう。
受験料は科目A・科目Bをまとめた1回の試験全体にかかる費用です。「科目Aだけ先に受けたい」という場合でも同じ7,500円が必要です。なお、科目A免除制度を使って科目Bだけ受験する場合も同額の受験料がかかります。
7,500円という金額は、他のIT資格と比較するとどうでしょうか。CompTIA A+やITIL Foundationなど海外資格は2〜5万円程度かかるものも多く、基本情報技術者試験は国家資格としては比較的リーズナブルな位置づけです。ただし合格できなければ再受験のたびに受験料がかかるため、しっかり準備してから受験することが費用対効果の観点でも重要です。
また、企業によっては受験料を会社が負担してくれたり、合格時に資格手当として支給してくれる場合もあります。受験を検討している方は、勤務先の資格支援制度も確認してみることをおすすめします。自分の会社に制度があるかどうか、人事部門や上司に確認してみると意外と使える制度が見つかることもありますね。
受験料の支払い方法はクレジットカードとコンビニ
基本情報技術者試験の受験料は、試験申込ポータル(CBT-Solutions)上でオンライン決済します。支払い方法はクレジットカード決済とコンビニ払い(Pay-easy含む)の2種類が用意されています。どちらを選ぶかは申し込み時に指定します。
クレジットカード決済を選んだ場合、申し込みと同時に決済が完了します。VISA・Mastercard・JCB・American Expressなど主要なブランドが利用可能です。申し込み完了後すぐに受験票(確認メール)が届くため、手続きがスムーズに進められます。
コンビニ払い(Pay-easy)を選んだ場合は、申し込み後に発行される払込番号をもとにコンビニで支払います。セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなど主要チェーンで対応しています。ただし支払い期限が設定されており、期限内に支払わないと申し込みがキャンセルされてしまいます。コンビニ払いを選んだ場合は期限を必ず確認してください。
なお、現金の直接振込や銀行振込、後払いなどの支払い方法は対応していません。またコンビニ払いの場合、支払い時に手数料が別途かかる場合があります。申し込み時に支払い方法を確認したうえで選択しましょう。
受験料の領収書・経費精算の方法
受験料を会社の経費として精算したい場合や、確定申告で活用したい場合には領収書が必要になります。CBT-Solutionsの申込ポータルでは、マイページから領収書をPDFで出力できます。支払い完了後にマイページにログインし、「支払い履歴」または「領収書発行」のメニューから取得してください。
領収書の宛名は申し込み時に登録した氏名がデフォルトで表示されます。会社名や部署名宛で取得したい場合は、申し込み前に宛名をどう設定するか確認しておくと後の手続きがスムーズです。ポータルサイトの仕様によっては宛名変更ができない場合もあるため、事前確認が重要です。
クレジットカード払いの場合は、カード会社の利用明細も証明書として使えます。ただし会社の経費精算では領収書が必要なケースが多いため、ポータルからのPDF出力と合わせて対応しましょう。コンビニ払いの場合はコンビニで発行されたレシートが領収書代わりになりますが、念のためポータルからの領収書も取得しておくと安心です。
受験料のキャンセルと返金ポリシー
申し込み後に都合が悪くなってしまった場合、受験日の変更やキャンセルが可能かどうかは多くの受験者が気にするポイントです。基本情報技術者試験(CBT方式)では、試験日の3営業日前までであれば受験予約の変更(日時・会場の変更)が可能です。ただし変更できる回数や期限については試験期ごとに変わる場合があるため、申し込み時の規約を確認してください。
一方、受験料の返金については原則として対応していません。申し込みを完了してしまうと、たとえ受験しなかった場合でも受験料は返金されません。「とりあえず申し込んでおいて後で考えよう」という姿勢は費用の無駄になりかねないため、受験日は十分な準備が整ってから予約するのが賢明です。
試験日の変更自体は一定期間内であれば可能なため、「当初予定していた日が難しくなった」という場合は早めにポータルサイトから変更手続きを行いましょう。放置してしまうと変更期限を過ぎてしまい、そのまま受験できずに受験料だけが消えてしまうという事態になります。スケジュールの変更が生じたらすぐに対応することが大切です。
再受験時の受験料と間隔の制限
残念ながら不合格になってしまった場合、再受験する際にも同じ7,500円の受験料が必要になります。受験料の割引制度や免除制度はないため、何度も受験するほど費用がかさみます。そのため一発合格を目指した準備が費用面でも最も効率的です。
再受験の間隔については、同一試験を連続して受験することに制限が設けられています。CBT方式になってからは「同一の試験については受験日から一定期間(おおむね30日程度)をあけなければ再受験できない」というルールがあります。正確な期間はIPA公式サイトで確認してください。
また、科目Aと科目Bは同じ試験日に受験するため、両方を同日に受験することになります。片方だけ先に合格することはできませんが、受験結果で科目Aの成績が良かった場合は次回受験時の参考にはなります。着実に得点を積み上げながら合格を目指しましょう。
基本情報技術者試験の申し込み手順と受験の流れ

CBT-Solutionsでの受験申し込み手順
基本情報技術者試験の申し込みは、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBT-Solutions)が運営する受験者ポータルサイトから行います。IPAの公式サイトからリンクが張られているため、まずはIPAのページにアクセスして申し込みページへ進むのが確実です。
申し込みの大まかな流れは次の通りです。まず利用者IDを取得して受験者登録を行います。その後、希望の試験期・試験日・会場・時間帯を選択して仮予約し、受験料の支払いを完了させると予約が確定します。確定後に送られてくるメールに試験の詳細情報が記載されています。
メールアドレスと基本情報を登録して利用者IDを発行します。すでにIDを持っている方はスキップできます。
希望の試験期を選び、日程・時間帯・テストセンター(会場)を選択します。都市部は人気の日時が早く埋まるため、早めの予約がおすすめです。
クレジットカードまたはコンビニ払いで7,500円を支払います。支払い完了後に確認メールが届き、予約が確定します。
申し込みはパソコンだけでなくスマートフォンからも可能です。ただし試験日や会場の選択は画面が小さいと見づらい場合もあるため、パソコンからの操作が快適かなと思います。申し込みが完了したら、試験日時・会場・受験番号をメモしておくか、確認メールを必ず保存しておきましょう。
テストセンターの選び方と受験日の決め方
テストセンターは全国各地に設置されており、自宅や職場の近くから選べます。大都市圏では複数のテストセンターが選択できますが、人気の日時や会場は早くに予約が埋まる傾向があります。特に土日・祝日の午前中は受験希望者が集中するため、早めに予約するのがおすすめです。
試験日を決める際は、勉強の進み具合を見ながら「この日までにこの範囲を終わらせる」という逆算スケジュールを立てると良いです。CBT方式は通年で受験できるため、「まだ準備が足りない」と感じたら試験日を変更することも可能です(3営業日前まで)。自分のペースに合わせてスケジュールをコントロールできる点は大きなメリットです。
試験時間は科目A・科目B合わせて約3時間です。午前中から受験を始めると午後には終わるため、当日のスケジュールも組みやすいです。試験後に解き直しや振り返りをしたい場合は、試験後の時間も確保しておくと良いかなと思います。
試験当日の持ち物と会場での手続き
受験料を支払って申し込みが完了したら、あとは試験当日に備えるだけです。当日の持ち物として必須なのは本人確認書類(顔写真付き)です。運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれかを持参してください。学生証も一部のテストセンターで使える場合があります。
受験票は紙で送付されるわけではなく、メールやポータルサイトで確認できる予約番号が代わりになります。印刷して持参する必要は基本的にありませんが、万一に備えてメールを見られる状態にしておくと安心です。テストセンターの受付で受験者登録番号を提示して本人確認を行います。
試験当日は余裕を持って会場に到着することをおすすめします。遅刻してしまうと受験できない場合があります。初めて行く会場の場合は事前にルートを確認し、最寄り駅からの道順もチェックしておきましょう。都市部のテストセンターはビルの中にあることが多く、入口がわかりにくいケースもあります。
試験結果の確認と合否判定のタイミング
CBT方式の基本情報技術者試験では、試験終了後すぐにスコアが表示されます。試験が終わると画面に科目A・科目Bそれぞれのスコア(1000点満点)が表示され、合否もその場でわかります。紙試験時代のように合格発表まで数週間待つ必要がないのはCBT方式の大きなメリットです。
合格基準は科目A・科目Bともに600点以上です。どちらか一方でも600点を下回ると不合格になります。スコアは試験終了直後に表示されるほか、後日ポータルサイトのマイページでも確認できます。合格証書はIPA(情報処理推進機構)からメールまたは郵送で交付されます。
不合格だった場合でも、スコアを確認することで自分の弱点がわかります。科目Aが低かったのかBが低かったのかを把握して、次回受験に向けた学習計画を立て直しましょう。7,500円の受験料を無駄にしないためにも、スコアを振り返って次回の対策に活かすことが大切ですね。
まとめ:受験料を把握して計画的に受験しよう
基本情報技術者試験の受験料は7,500円(税込)で、支払い方法はクレジットカードとコンビニ払いが選べます。申し込みはCBT-Solutionsのポータルサイトから行い、希望の日時・会場を選んで受験料を支払うことで予約が確定します。
受験料は原則返金不可であるため、十分な準備を整えてから受験予約をすることが重要です。再受験時も同額の費用がかかるため、一発合格を目指した学習計画を立てることが費用対効果の観点でも賢明です。
試験当日の持ち物や会場での流れについては、基本情報技術者試験の会場と当日の流れも参考にしてみてください。


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