「試験当日、何を持っていけばいいの?」「服装は私服でいい?」——基本情報技術者試験はCBT(コンピュータ試験)方式のため、ペーパー試験とは準備が異なります。特に本人確認書類を忘れると当日受験できないというルールを知らずに焦る受験者が毎回一定数います。
この記事では、試験当日に必要な持ち物・服装・持ち込み禁止品を一覧表で整理し、当日の流れもステップごとに解説します。前日にこのページをチェックすれば、忘れ物ゼロで本番に臨めます。
- 絶対に必要な持ち物・あると安心な持ち物・禁止品を一覧表で整理
- 本人確認書類の条件と「これはNG」な書類のパターン
- 服装は自由だが空調対策が重要なポイント
- 受付〜入室〜退室まで当日の流れをSTEPで解説
基本情報技術者試験の当日持ち物リスト|必須・任意・禁止品を整理

これだけは絶対忘れるな!本人確認書類のルール
基本情報技術者試験(CBT方式)では、顔写真付きの本人確認書類の提示が必須です。これを忘れると、たとえ受験料を払っていても会場に入ることができません。試験当日に「忘れた!」となっても試験センターは対応してくれないので、前日に必ずカバンに入れておきましょう。
有効な本人確認書類は以下のとおりです。いずれも「有効期限内の原本」が必要で、コピーはNGです。また、予約時に登録した氏名と書類の氏名が一致していることが条件です。
| 書類 | 使用可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 運転免許証(仮免許証) | ○ | 有効期限内のもの |
| パスポート | ○ | 有効期限内のもの |
| マイナンバーカード | ○ | 通知カードはNG |
| 住民基本台帳カード(顔写真付き) | ○ | 旧来の顔写真付きのみ |
| 学生証(顔写真付き) | ○ | 学校印や発行年が必要な場合あり |
| 社員証(顔写真付き) | ○ | 会社名・氏名の記載が必要 |
| 健康保険証(顔写真なし) | × | 顔写真がないため不可 |
| 学生証(顔写真なし) | × | 顔写真がないため不可 |
持ち込みOK・ロッカー預け・持ち込み禁止を一覧表で確認
CBT試験会場では、持ち込めるものと預けなければならないものが明確に決まっています。試験室に余計なものを持ち込もうとすると試験監督に止められるので、あらかじめ把握しておきましょう。
| 品目 | 扱い | 詳細 |
|---|---|---|
| 本人確認書類 | 持ち込みOK(必須) | 顔写真付きの原本 |
| ハンカチ | 持ち込みOK | 係員に申告すれば可 |
| ポケットティッシュ | 持ち込みOK | 係員に申告すれば可 |
| 目薬 | 持ち込みOK | 係員に申告すれば可 |
| スマートフォン | ロッカー預け | 試験室への持ち込み不可 |
| 腕時計・スマートウォッチ | ロッカー預け | 種類を問わず一切禁止 |
| 電卓 | ロッカー預け | CBT画面内の電卓機能を使う |
| 筆記用具・ノート | ロッカー預け | 会場でメモ用紙が支給される |
| 参考書・テキスト | ロッカー預け | いかなる書籍も不可 |
| 飲み物・食べ物 | ロッカー預け | 試験室内への持ち込み不可 |
服装は私服OK|空調対策だけは絶対に必要
基本情報技術者試験は服装の規定がなく、スーツでも私服でも構いません。ただし、CBT試験会場の空調は個人の感覚と合わないことが多いです。「夏なのに館内が寒かった」「思ったより暑くて集中できなかった」という声はよく聞かれます。
特に夏場の試験は、外が暑くても会場の冷房が強いケースが多いです。羽織りもの(薄手のカーディガンや上着)をカバンに入れておくと安心です。逆に冬場は暖房が効きすぎて汗をかくこともあるので、脱ぎ着しやすい服装が理想的ですね。
- 羽織れる薄手のカーディガンや上着を持参する
- 動きやすく、長時間座っても疲れにくい服装を選ぶ
- 試験に集中できれば、スーツでも私服でもどちらでもOK
試験前日に使えるチェックリスト|忘れ物ゼロで当日を迎えよう
試験前日に以下のリストで確認しておくと、当日の朝バタバタせずに済みます。特に本人確認書類と会場までの経路は、前日のうちに確認しておくのが鉄則です。CBT試験は試験会場・日時を自分で予約するため、予約確認メールに記載された会場名・住所・集合時間を再確認しましょう。
- 顔写真付き本人確認書類(有効期限・名前一致を確認)
- 予約確認メール or ログイン情報シートの印刷(任意)
- 薄手の羽織りもの
- ハンカチ・ポケットティッシュ
- 会場までの経路・所要時間の確認(試験開始の15分前到着が目安)
- 試験日当日の体調チェック(発熱等があれば再予約の手続きを)
持ち物まとめ:前日にカバンに入れておく最終リスト
これまでの内容を踏まえて、前日にカバンに入れておくべきものをシンプルにまとめます。必須品と任意品を分けて整理しているので、このリストを最終確認に使ってください。
- 【必須】顔写真付き本人確認書類(原本・有効期限内)
- 【任意】予約確認メールの印刷 or スマホで画面表示できる状態
- 【推奨】薄手の羽織りもの(空調対策)
- 【推奨】ハンカチ・ポケットティッシュ(会場内に持ち込み可)
基本情報技術者試験 当日の流れ|受付から結果確認まで

試験開始15分前には会場到着|受付の流れ
CBT試験は試験開始時刻の15分前には会場に到着しておくのが基本です。受付で本人確認書類を提示し、係員がシステムで予約情報を確認します。このとき、名前の読み方や証明書の有効期限を確認されることがあるので、余裕を持った到着が大切です。
受付が完了したら、スマートフォンや腕時計などの持ち込み禁止品をロッカーに預けます。ロッカーは施錠できるので、貴重品もそこに入れておけば安心です。会場によってはロッカーキーを受け取る方式のところもあります。
本人確認書類を提示して予約情報を確認。氏名や資格名・受験日を確認されます。
スマホ・時計・財布・参考書など持ち込み禁止品を全部預けます。ハンカチ・目薬は申告して持ち込み可能。
係員の案内に従い試験室へ。メモ用紙とボールペン(またはマーカー)が支給されます。
科目A(60分)→ 科目B(60分)の順で実施。各科目の間に任意の休憩が取れます。電卓はCBT画面内に内蔵されています。
全科目終了後、退室してスコアレポートを受け取ります。当日中に仮スコアが確認できる場合があります。
CBT試験ならではの画面操作と電卓の使い方
基本情報技術者試験はCBT方式なので、すべての操作はパソコンの画面上で行います。問題を読んで選択肢をクリックするだけなので、特別な操作スキルは必要ありませんが、「後で見直す」フラグ機能があることは覚えておきましょう。
後で見直すフラグを立てておくと、一通り解答し終えた後に「フラグを立てた問題のみ表示」フィルターで素早く見直しができます。時間内に全問解答してからフラグの問題を集中的に見直す、という戦略が有効です。
電卓はCBT画面内に内蔵されています。2進数変換や論理演算の問題が出る科目Bでも使えるので、使い方を事前に把握しておくと当日落ち着いて操作できます。ただし、科目Aでは基本的に電卓を使わなくても解ける問題がほとんどです。
時間配分のコツ|科目A・科目Bそれぞれの戦略
基本情報技術者試験は科目Aと科目Bがそれぞれ60分です。科目Aは60問、科目Bは20問(うちアルゴリズム系16問)という構成です。
科目Aは1問あたり約1分のペースで解けば余裕があります。知識系の問題が多いので、分からない問題はフラグを立てて次に進むのが基本戦略です。科目Bは1問に複数の疑似言語コードを読む必要があり、時間がかかりやすいです。
| 科目 | 問題数 | 時間 | 1問あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| 科目A | 60問 | 60分 | 約1分 |
| 科目B | 20問 | 60分 | 約3分 |
退室後のスコア確認|合格発表はいつ?
試験終了後、退室すると受付でスコアレポートを受け取ります。このレポートには科目Aと科目Bの仮スコアが記載されています。合格基準は各科目1,000点満点中600点以上です。
仮スコアはあくまでも速報値で、公式の合否確定は別途IPA(情報処理推進機構)のサイトで確認できます。スコアが600点以上あれば合格の可能性が高いですが、最終確定は公式サイトで確認するようにしましょう。
スコアレポートはその後再発行できない場合があるので、受け取ったら写真を撮るか大切に保管してください。転職・就活の際に証明として求められることがあります。
まとめ:基本情報技術者試験の持ち物と当日の流れを振り返る
基本情報技術者試験の当日準備を最終確認しましょう。最も重要なのは顔写真付き本人確認書類です。これさえあれば受験はできます。あとは試験会場の空調対策として薄手の羽織りものがあると快適に受験できます。
- 顔写真付き本人確認書類(必須・原本)
- 薄手の羽織りもの(空調対策)
- ハンカチ・ポケットティッシュ(係員に申告で持ち込み可)
- 目薬(係員に申告で持ち込み可)
- 予約確認メール(スマホ or 印刷)
試験当日は早めに会場に到着して、落ち着いた状態で試験に臨んでください。メモ用紙・ボールペン・電卓は会場で用意されているので、あなたがやることは実力を発揮するだけです。頑張ってくださいね!


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