基本情報技術者試験の合格を目指して勉強していると、「結局、何割取ればいいの?」という疑問が真っ先に浮かびますよね。数字がはっきりしていると、目標も立てやすくなるものです。
今日は、合格ラインの正体や試験制度の仕組みをわかりやすく解説します。配点の内訳から本番の時間配分戦略まで、効率よく合格を勝ち取るためのヒントを詰め込んだので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
この記事のポイント
- 合格に必要なのは「科目A」「科目B」ともに6割以上の正答率
- 得点はIRT方式で算出されるため、難易度で配点が変動する可能性がある
- 科目Bはアルゴリズムが全20問中16問(8割)を占める最重要分野
- 分散受験や免除制度など戦略的な受験スタイルで合格率アップ
合格ラインを知って効率的に!基本情報技術者試験で何割取れば安心?

資格試験において「合格ライン」は、いわば攻略の地図のようなもの。ここを明確にしておかないと、何をどれくらい頑張ればいいのか見失ってしまいます。
基本情報技術者試験の合格基準と合格に必要な正答率
まずは結論から。基本情報技術者試験は、科目A試験と科目B試験のそれぞれで、1,000点満点中600点以上を取ることが合格の条件です。つまり、ざっくり言って「6割」正解できれば合格、ということですね。
まずは両科目で6割確保することを目標にしましょう。
ただし、「600点ぴったりを目指す」のは実は一番危険な罠です。IRT方式の採点では本番後にスコアがわずかに修正される可能性があるため、最初から「700点台」を目指すくらいの気持ちで余裕を持って学習を進めるのが、精神的にも一番スマートな戦略です。両科目でバランスよく6割以上を取る必要があり、片方で満点近く取っても、もう片方が600点に満たないと不合格になりますよ。
採点方式の仕組みとIRT方式で覚えておくべきこと
この試験では「IRT(項目応答理論)」という採点方式が使われています。単純な「1問=何点」という方式ではなく、問題の難易度や他の受験者の正答率などを統計的に分析して評価点を出す仕組みです。他の多くの人が間違えるような難問を正解すると高く評価される一方で、正答率の高い易しい問題を落とすと大きく減点される傾向があります。
難問にこだわらず、確実に取れる問題を優先してください。
試験終了直後にモニタに表示される参考スコアはあくまで暫定的なもので、正式な合格発表の際にスコアがわずかに修正される可能性もあります。要は「みんなが正解できる基本的な問題を確実に取ることが最も大切」ということです。難問に執着して時間を浪費してしまうと、他の易しい問題に手が回らなくなって全体的な得点率が下がってしまうリスクがあります。
試験制度の変更点と受験形式の変化を確認しよう
2023年4月に試験制度が大きく変わったことは、もうチェック済みでしょうか?以前の「午前試験」「午後試験」という名称から「科目A試験」「科目B試験」へと呼び方が変わり、試験時間や形式も最適化されました。CBT方式で受験しやすくなったこともあり、以前は二の足を踏んでいた方も挑戦しやすくなったのが嬉しいポイントです。
以前は知識を問う長い文章問題が中心でしたが、現在はより「エンジニアとして現場でどう動くか」という実践的な力が重視されるようになっています。新しい試験形式の過去問を数回解いて、今の出題傾向に慣れておくことが成功の秘訣ですよ。
CBT方式でいつでも受けられる今の試験スケジュール
一番の朗報は、試験が「CBT方式」になったことかもしれませんね。以前は年に2回のチャンスしかありませんでしたが、現在は全国のテストセンターで年間を通して受験可能です。自分の学習が仕上がったタイミングで申し込めるようになったので、プレッシャーも少し減りましたよね。
もし両方の試験を一度に受けることにプレッシャーを感じるなら、まずは科目Aだけを先に受験して合格し、その後に科目Bの演習に集中するという「分散受験」も有効な戦略です。精神的に余裕を持って試験に臨むことは、600点という合格ラインを確実に超えるための重要な戦術と言えるでしょう。
合格率から見る試験の難易度と必要な勉強時間の目安
制度変更後は合格率が40%台で推移することが多くなっています。昔と比べて合格しやすくなったと感じる人が多い反面、しっかり対策しないと足元をすくわれるのも事実です。IT未経験の場合、合格までの勉強時間は150〜200時間程度が目安とされています。1日2時間の学習でも3ヶ月程度かかる計算ですね。
より詳細な学習期間の目安はこちら基本情報技術者試験は何ヶ月の勉強期間が必要?合格目安と対策を解説も参考になります。
もちろん、この数字はあくまで目安です。過去問の傾向を掴んで弱点を一つずつ潰していく「確実な積み重ね」が、合格率を安定させる一番の近道ですよ。
合格に向けて知っておきたい基本情報技術者試験で何割目指すべきかの戦略

ここからは、具体的にどんな戦略で試験に挑めばいいのかを見ていきましょう。ただやみくもに勉強するよりも、ポイントを押さえたほうが合格にグッと近づけますよ。
効率よく学習を進めるための科目A試験免除制度とは
もし科目A試験の対策が少し不安だな、と感じるなら「科目A試験免除制度」という近道があることを知っておくといいですよ。これはIPAが認定した講座を受講し、修了試験に合格すれば、なんと本試験の科目Aが1年間免除されるという心強い制度なんです。
最大のアドバンテージは、科目Aの勉強時間を最小限に抑えて、その分を科目Bの対策に全力を注げること。科目Bはどうしても頭を使うアルゴリズムの演習が重要になるので、時間を確保したい人には非常に戦略的な選択肢になります。特に社会人の方で日々の学習時間が限られている場合、この免除制度を利用することで心理的負担を大きく軽減できますよ。
科目A試験で押さえるべきテクノロジとマネジメントの基礎
科目Aは全60問のマークシート式で、幅広い分野からまんべんなく出題されます。中でも最も配点比率が高い「テクノロジ系」は試験問題の約半分を占め、合格を目指すうえで最優先で対策すべき分野です。コンピュータの仕組みやネットワーク、データベースといった基礎技術は、一度理解してしまえば点数が安定しやすい「稼ぎどころ」でもあります。
逆に「マネジメント系」や「ストラテジ系」は言葉の定義を覚える暗記要素も強いため、スキマ時間を使って用語をコツコツと頭に入れていくのが効率的ですよ。過去問を繰り返し解くことで、出題のパターンやキーワードの言い回しが見えてくるはず。基礎知識の土台をしっかり固めて、科目Aでしっかりと得点を積み上げていきましょう。
科目B試験の要となるアルゴリズムと情報セキュリティ対策
科目B試験は全部で20問ですが、「アルゴリズムとプログラミング」が16問(全体の8割)を占め、合否の行方を握る最重要分野です。ここは知識を詰め込むだけでなく、過去問をひたすら解いて「プログラムがどう動くのか」を頭の中でシミュレーションする練習が不可欠です。特に出題頻度の高い擬似言語に慣れておくことが一番のコツですね。
残りの4問を占める「情報セキュリティ」分野は、アルゴリズムに比べると知識の暗記で対応しやすく、確実な得点源となるボーナスステージです。ここを落とさず満点を取る姿勢で臨めば、アルゴリズム問題で少し躓いても全体で600点以上を死守できる余裕が生まれます。自宅での演習時からタイマーを使い、本番と同じ緊張感を持って時間配分を体に染み込ませておきましょう。
科目B対策の進め方はこちら基本情報技術者試験のアルゴリズム対策|合格を掴む勉強法を徹底解説も参考になります。
本番の時間配分と過去問演習で苦手分野を徹底的に攻略する方法
合格に近づく最短ルートは、過去問を繰り返して自分の弱点を可視化することです。特に「過去問道場」のようなオンラインツールを活用し、間違えた問題をリスト化して蓄積していきましょう。ただ解いて終わりにするのではなく、「なぜ間違えたのか」という理由を必ずメモに残しておくことが大切です。
また、試験時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。特に科目Bは一問に固執しすぎると「残り時間がほとんどない!」という焦りが生じやすく、ケアレスミスを誘発してしまいます。確実に合格圏内へ滑り込むコツは、まず全体に目を通し、得意な問題から着実に片付けていくこと。解けない難問に時間を費やすよりも、取れる問題を確実に拾う「生存戦略」こそが最も現実的なアプローチです。
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ここまで「基本情報技術者試験で何割取ればいいのか」について解説してきました。結論は、両方の科目で「6割以上」を安定して取れる力をつけることですね。
- 満点ではなく「確実な合格」を目指すのが一番の近道
- 科目Aはテクノロジ系重点、科目Bはアルゴリズム(8割)とセキュリティを徹底対策
- IRT方式を理解し、参考スコアに振り回されず700点台を目指す余裕を持つ
- 分散受験や免除制度など戦略的な受験スタイルを活用する
この資格は、ITエンジニアの登竜門として不動の地位を築いています。合格証書はあくまで通過点。ここで手に入れた知識や論理的な考え方は、応用情報技術者試験などへのステップアップにも必ず役立つ一生モノの土台になります。まずは6割を目指して、一歩ずつ着実に進んでいきましょう!応援しています。


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