エンジニアへの登竜門として有名な「基本情報技術者試験」。いざ挑戦しよう!と決めたとき、まず最初に気になるのが「一体全体、何問解かなきゃいけないの?」という問題数ですよね。
試験の全体像が見えないと、どこから手をつければいいのか不安になっちゃうもの。この記事では、試験の形式から合格のコツまで、最新情報をギュッとまとめてお届けします。
この記事のポイント
- 科目Aと科目Bで合計80問の出題があること
- 合格には両科目で6割以上の得点が必要なこと
- CBT方式により、全国で通年受験が可能になったこと
- アルゴリズムと情報セキュリティが試験の肝になること
基本情報技術者試験は何問解けばいい?試験形式と合格への近道

試験の全貌を知ることは、合格への第一歩です。まずは「科目A」と「科目B」という2つの壁について、しっかり整理しておきましょう。
試験の全体像と科目ごとの問題数
基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしての土台を作るための「科目A試験」と、より実務に近い現場力を問う「科目B試験」の二段構えになっています。それぞれの出題数は、科目Aが60問(多肢選択式)、科目Bが20問(多肢選択式・全問必須)となっており、合計で80問というボリューム感です。
正確な試験内容は、公式サイトでチェック!(出典:ipa.go.jp)
試験の構成や全容について、さらに詳しく解説しています。基本情報技術者試験の問題数は?新制度の全容と対策を徹底解説も参考になります。
科目Aは幅広いIT知識を網羅的に問うものですが、科目Bは全問必須のため、苦手分野を放置していると大きく点数を落としてしまうリスクがあります。特に科目Bは、選択問題がなく全問解ききる必要があるため、集中力と時間配分が非常に重要ですね。合計80問という数字だけ見ると多く感じるかもしれませんが、一つひとつ知識を繋げていけば確実に実力はついていきます。焦らず着実に取り組んでいきましょう。
試験時間の配分と休憩の活用法
集中力を維持するために、時間配分も重要な戦略です。科目Aは90分、科目Bは100分と設定されています。合計で190分、つまり3時間以上もの長丁場です。試験は長いため、後半になるとどうしても集中力が途切れがちになります。特に計算問題や長文読解がある科目Bでは、途中で焦るとミスを誘発しやすいので注意が必要です。
試験は長丁場です。適度に深呼吸して集中力を保ちましょう。
試験中の時間配分に不安がある方は、こちらも参考にしてみてください。基本情報技術者試験で時間が足りない!始め方と失敗回避を徹底解説も参考になります。
科目AとBの間には10分間の休憩があるから、ここでしっかり深呼吸して脳をリフレッシュさせるのが合格へのカギですよ。一度席を立ってストレッチをしたり、水分補給をしたりして、気持ちを切り替えましょう。また、試験中は時計で時間をこまめに確認し、「あと何分あるか」を常に把握することで、焦らず最後まで丁寧に取り組む余裕が生まれます。
600点以上の合格ラインを超えるための考え方
合格基準は、どちらの科目も1,000点満点中600点以上を取ること。どちらか一方で高得点を取っても、もう一方が600点未満だと不合格になってしまうため、特定の分野に偏らずバランスよく知識を底上げするのが合格への近道です。得意を伸ばすよりも、まずは穴を作らない学習を意識してみてくださいね。
現在は「IRT方式」という、受験者の解答状況に応じてリアルタイムで難易度を考慮する採点手法が導入されています。そのため、単純に「何問正解すれば合格」と明言できないのが少し不安に感じるかもしれません。でも、裏を返せば「難問で悩むよりも、まずは確実な基礎問題を確実に拾う」という戦略が報われやすい仕組みなんです。満点を目指す必要はないので、まずは基本を押さえて、着実に6割の正解を目指していきましょう。
難易度はどれくらい?合格率から見る試験のハードル
合格率は例年40〜50%前後で推移しています。決して簡単ではありませんが、しっかりと準備すれば十分に手が届くレベルです。合格率を見ると半分近くが落ちてしまうように感じますが、これは記念受験の人も含めた数字。きちんと対策をすれば、合格は決して遠い目標ではありません。
合格率は目安です。過去問を繰り返し解けば道は開けますよ。
制度が変わってから「以前より対策しやすくなった」という声も多く聞かれます。基礎をしっかり固めれば、未経験からでも合格を目指せる国家資格ですよ。まずは科目AでITの基本用語をしっかりマスターし、その土台の上で科目Bの論理的思考を養う、という二段階のステップを意識してみてください。一歩ずつ着実に積み重ねていくことが、難易度を乗り越える確実な方法です。
学習期間の目安と効率的なスケジュール設定
学習時間の目安は、IT初心者なら300〜400時間、知識がある方なら50〜100時間程度が一般的です。まずは自分がどのくらいの期間で合格を目指せるか、現在の知識レベルと生活スタイルから逆算してスケジュールを組んでみましょう。無理のない計画を立てることが、結果的に最短での合格に繋がります。
仕事や学校の合間に進めるなら、1日2時間の学習で半年を目安にするなど、自分のライフスタイルに合わせた計画がおすすめです。もちろん「毎日2時間」というのは大変な時もありますよね。そんな時は、週末に多めに時間を確保したり、移動中に用語を暗記したりと、メリハリをつけるのがコツです。継続こそが最大の武器になるので、まずは参考書を開く習慣をつけるところから、少しずつ始めてみてくださいね。
基本情報技術者試験は何問出すのかを理解して最短合格を目指そう

試験制度が大きく刷新されたことで、実は以前よりも「実用的なスキル」を問う形式に変わっています。この変化の理由と対策のポイントを見ていきましょう。
以前の午前午後形式からどう変わったのか
昔は「午前・午後」と呼ばれていましたが、今は「科目A・科目B」という名称に。試験時間がコンパクトになり、解答する問題数も整理されました。特にプログラミング言語の選択廃止は大きなニュースでしたね。特定の言語に依存せず、「論理的な思考力」そのものが問われるようになったんです。
最大のメリットは、CBT(Computer Based Testing)方式になったこと!全国のテストセンターで、自分の都合の良い日時に受験できるようになったのは本当に大きいですよね。以前のように「年2回のチャンスを逃すと半年待ち……」なんて心配もありません。
試験のスケジュールを自分でコントロールできるのは、忙しい社会人や学生にとって非常に心強い味方です。早めに予約さえしておけば、「この日に受ける!」と決めてモチベーションを高めやすいですし、万が一の際も柔軟な計画変更が可能です。試験会場の雰囲気も落ち着いている場所が多いので、リラックスして受験に臨めるのも嬉しいポイントですね。
プログラミング言語選択が廃止された理由
以前はJavaやC言語、あるいは表計算といった特定のプログラミング言語を選んで解答する形式でしたが、現在は「擬似言語」で統一されています。これは、特定の言語の細かい構文を覚えているかよりも、「プログラミングの論理構造を正しく理解し、組み立てられるか」という、エンジニアとしての本質的な適性を公平に測るためなんです。特定の環境に依存せず、アルゴリズムの本質に集中できるようになったのは、初学者にとっても嬉しい変化かもしれませんね。
擬似言語とは、特定のプログラミング言語のルールに縛られず、プログラムのロジックを読み解くための共通ルールのようなものです。最初は独特の書き方に戸惑うかもしれませんが、一度ルールに慣れてしまえば、どの言語にも応用できる論理的思考力が身につきますよ。実務でも「言語が変わっても同じロジックを組める」というスキルは非常に重宝されるので、この機会にじっくりと基礎を固めていきましょう。
アルゴリズムとセキュリティに絞った対策のポイント
科目B試験は「アルゴリズムとプログラミング」が約8割、「情報セキュリティ」が約2割と構成が明確です。闇雲に参考書のすべてを暗記しようとせず、この配点に集中して対策時間を割り振るのが合格への王道ですよ。特に出題割合の大きいアルゴリズムは、攻略のカギを握っています。
アルゴリズムは図解で流れを追うと理解がぐっと早まります。
アルゴリズム対策のコツは、とにかく「手を動かして図解すること」。プログラムの動きを一つずつトレースして、変数の値がどう変化するかをメモ用紙に書き出してみましょう。頭の中だけで考えるよりも、目に見える形にすることでミスがグンと減りますよ。また、セキュリティ分野は「最新の脅威トレンド」を追うのがポイント。近年の試験では実際の事例に近い問題も増えているので、ニュースや技術ブログで概要に触れておくと、本番でも「あ、これ知ってる!」と落ち着いて解けるようになりますよ。
基本情報技術者試験は何問こなせば自信に変わるのかまとめ
試験に出る問題数は、科目Aが60問、科目Bが20問。トータル80問を攻略することが合格への道です。
「何問解けばいい?」と不安に思うのは、それだけ真剣に向き合っている証拠。過去問を繰り返し解き、自分の苦手な分野を一つずつ減らしていけば、試験当日はきっと自信を持って臨めるはずです。
基本情報技術者試験の合格は、エンジニアとしての確かなスタートライン。今日から少しずつ、学習のサイクルを回していきましょう!応援しています。

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