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基本情報技術者試験が理解できない人へ

執筆者
kihonNeko
公開日
2025年11月9日 公開
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基本情報技術者試験が理解できないと感じて、アルゴリズムや擬似言語の問題を開いただけで固まってしまったり、2進数や論理演算の解説を読んでも頭に入ってこなかったりしていませんか。文系やIT未経験で独学をしていると、参考書や問題集を開いても、そもそも何をどう勉強すればいいのかが分からなくて戸惑いやすいですよね。

さらに、科目Aと科目Bの違いがよく分からなかったり、午前免除の仕組みやサンプル問題の活用法があいまいなままだったりすると、「このまま勉強を続けて本当に受かるのかな」と不安になると思います。過去問や勉強法の記事を検索しても、自分のレベルや勉強時間に合っていない情報ばかりに見えてしまうこともあるはずです。

この記事では、基本情報技術者試験が理解できないと感じる主な原因を整理しつつ、アルゴリズムや擬似言語、プログラミング、2進数や論理演算といったつまずきポイントごとの対処法を、文系やIT未経験の独学勢向けにかみくだいて解説していきます。あわせて、過去問の使い方や参考書の選び方、通信講座を含めた勉強法の選択肢、科目Aと科目Bの勉強時間の目安も具体的にお話しするので、この記事を読み終えるころには「何からどう手を付ければいいか」がかなりクリアになるはずです。

この記事で分かること
  • 基本情報技術者試験が理解できないと感じる主な原因と正しい向き合い方
  • アルゴリズムや擬似言語、2進数などのつまずきやすい分野の攻略法
  • 文系やIT未経験の独学でも使いやすい過去問、参考書、通信講座の選び方
  • 科目Aと科目Bの勉強時間の目安と、無理なく続く学習計画の立て方

基本情報技術者試験が理解できない原因整理

  • 科目Bアルゴリズム擬似言語攻略
  • IT用語用語集で勉強法を補強
  • 2進数と論理演算の計算対策
  • 文系IT未経験のプログラミング入門
  • 勉強時間と学習計画で不安軽減

まずは、基本情報技術者試験が理解できないと感じてしまう代表的な原因を、科目Bのアルゴリズムや擬似言語、IT用語、2進数と論理演算、プログラミング経験の有無、勉強時間や学習計画の観点から整理していきます。自分がどこでつまずいているかをはっきりさせることで、次に何をやるべきかが見えやすくなります。

科目Bアルゴリズム擬似言語攻略

多くの人が「基本情報技術者試験が理解できない」と感じるきっかけが、科目Bのアルゴリズムと擬似言語です。問題文が長くて読みづらく、forやwhileの繰り返し、if文の分岐、配列やスタックといった概念が次々に出てくるので、初見だと「何をしている処理なのか」がまったく見えないことが多いです。

ここで大事なのは、「センスがないから無理」と決めつけないことです。科目Bは、知識というよりパターンへの慣れで点数が伸びる領域で、擬似言語を1行ずつトレースする練習を積み重ねることで、少しずつ読めるようになっていきます。

トレースとフローチャートで処理を見える化する

具体的には、次のステップでトレース練習をしてみてください。

  • 入力値を具体的な数字で決める(例:配列Aに1,2,3を入れてみる)
  • 擬似言語の各行ごとに、変数の値を書き出す表を作る
  • ループ1周ごとに、どの変数がどう変化したかをメモする
  • 最終的に何を出力したい処理なのかを、言葉で説明してみる

最初は時間がかかりますが、同じパターンの問題に何度か触れていくうちに、「これは配列の最大値を探している」「これは探索回数を数えている」といった処理の目的が見えてきます。余裕があれば、Pythonなどで同じ処理を書いて実行してみると、科目Bへの苦手意識がかなり薄れていきますよ。

IT用語用語集で勉強法を補強

もうひとつの大きな壁が、膨大なIT用語です。CPUやメモリ、TCP/IP、ファイアウォール、データベース、SQLなど、カタカナやアルファベットの専門用語が大量に出てきて、「言葉の意味が分からないから問題文も理解できない」という状態になりがちです。

この部分は、一気に全部覚えようとするより、過去問とセットで少しずつ潰していく方が効率的です。過去問を解いているときに初めて見る用語が出てきたら、その場で参考書の索引や用語集を使って調べてください。その上で、気になったキーワードは自分専用の用語カードにまとめていくと、通勤時間やスキマ時間にサッと復習できます。

用語カードを作るときは、「用語名」「ざっくり意味」「よく出る組み合わせ(例:TCPとIP、LANとWANなど)」の3点を押さえておくと、知識がつながりやすくなります。

文系やIT未経験だと、「自分だけが分からないのでは」と不安になりがちですが、実際には多くの合格者も最初は同じ状態です。焦らず、よく出る用語から優先して押さえていきましょう。

2進数と論理演算の計算対策

科目A・科目Bのどちらでも頻出なのが、2進数やN進数、論理演算(AND、OR、NOT)といった計算分野です。ここで躓くと、「基本情報技術者試験が理解できない」という気持ちが一気に強くなりますが、このあたりはパターンさえ分かればむしろ得点源にしやすい領域でもあります。

2進数やN進数については、基本からかみ砕いてまとめた基本情報のn進数を完全攻略する解説ページも用意しているので、「0と1の世界がまだ怪しいかも」という場合は、先にそちらで土台を固めておくと理解がかなりラクになります。

2進数・論理演算の攻略ポイント

  • 10進数から2進数への変換は「2で割って余りを下から読む」手順を完全に覚える
  • 論理演算は、真理値表を自分の手で何度か書いてみる
  • 否定が入る複雑な論理式は、De Morganの法則を使って整理する

また、算術演算全体のイメージをつかみたいときは、加算・減算・乗算・除算を図解で整理した基本情報の算術演算を解説したページも役立つと思います。2進数の仕組みと一緒に押さえておくと、科目Bの計算問題にもつながりやすくなります。

文系IT未経験のプログラミング入門

文系やIT未経験の受験者が不安を感じやすいのが、「プログラミング経験がないのに、擬似言語や科目Bを本当に解けるようになるのか」というポイントです。この不安はとても自然で、いきなり高度なコードを書けるようになる必要はありません。

まずは、プログラミングの経験を「読む側」に寄せるところから始めてみてください。PythonやJavaScriptなど、文法が比較的シンプルな言語の入門サイトや学習アプリを使って、以下のような超基本だけ触れてみるのがおすすめです。

  • 変数に値を入れる
  • if文で条件分岐する
  • for文やwhile文で繰り返す
  • 配列(リスト)をループで回す

このくらいのコードをいくつか書いて動かしてみるだけで、科目Bで出てくる擬似言語の読みやすさがぐっと変わります。大事なのは、「完璧にマスターする」のではなく、擬似言語で何をやっているかをイメージしやすくするための土台づくりと割り切ることです。

時間が限られている場合は、プログラミング学習に全振りすると本末転倒になりやすいので、「土日で合計数時間だけ触ってみる」「1週間だけ軽く触る」といったミニマムな計画にしておくのが安心です。

勉強時間と学習計画で不安軽減

「基本情報技術者試験が理解できない」と感じる背景には、「こんなペースで勉強していて本当に間に合うのかな」という勉強時間への不安も大きく関わっています。そもそも自分がどれくらい勉強すればいいのかイメージできないと、計画も立てづらいですよね。

一般的には、IT未経験でゼロから始める場合、合格までに必要な勉強時間は150〜200時間前後と言われることが多いです。ただし、これはあくまで目安であり、バックグラウンドや学習の質によって前後します。勉強時間については、より詳しく整理した基本情報の勉強時間を解説しているページも参考になると思います。

学習計画を立てるときのコツ

  • 試験日から逆算して、週ごとの勉強時間の目安を決める
  • 平日は用語暗記や過去問の見直し、休日に通し演習をするなど役割分担を決める
  • 学習ログを付けて、「今どの分野に時間をかけているか」を見える化する

勉強時間や範囲の目安は、制度変更などで変わる可能性もあります。最新情報や試験制度の詳細は、必ず公式の情報処理推進機構(IPA)のサイトで確認するようにしてください。

基本情報技術者試験が理解できない克服法

  • 科目A科目B過去問サンプル問題活用
  • 参考書と問題集の選び方
  • 独学と通信講座の勉強法比較
  • ITパスポートで基礎固め
  • 基本情報技術者試験理解できない悩みと勉強法

ここからは、具体的にどうやって「基本情報技術者試験が理解できない」という状態から抜け出していくかを、過去問やサンプル問題の活用、参考書と問題集の選び方、独学と通信講座の使い分け、ITパスポートの活用法など、実践的な勉強法に絞って紹介していきます。

科目A科目B過去問サンプル問題活用

基本情報技術者試験の理解を深めるうえで、最も効果が高いのが過去問の活用です。科目Aは出題パターンがかなり安定していて、過去問とほぼ同じ形式の問題が繰り返し出るので、過去問演習を軸に覚えるべき用語や考え方を固めていくのが王道です。

目安としては、3〜5年分、可能なら10回分程度の過去問を回すと、初見の問題にも対応しやすくなります。過去問の年度数と回し方については、詳しくまとめた基本情報の過去問を何年分やるか解説したページも参考にしてください。

過去問の解き方と見直しのやり方

過去問を使うときは、次の流れを意識すると理解が深まりやすくなります。

  • まずは時間を測らずに解いてみて、どこで手が止まるかを把握する
  • 解説を読むときに、「なぜその選択肢が正解なのか」を自分の言葉でメモする
  • 分からなかった用語や考え方は、必ず参考書や用語集で補強する
  • 同じテーマの問題が出てきたときに、「前にどんな問題で出たか」を思い出す

科目Bについては、IPAが公開しているサンプル問題や、最近の本試験問題をトレースしながら、「出力の意味」や「処理の目的」を言語化する練習を重ねていきましょう。最初は時間がかかって当たり前なので、1問ごとに理解を優先して丁寧に解く意識が大切です。

参考書と問題集の選び方

「基本情報技術者試験が理解できない」と感じる人の中には、実はテキストが自分に合っていないだけ、というケースも少なくありません。抽象的な説明が多い参考書だと、IT未経験や文系の人にはハードルが高くなりがちです。

参考書選びで意識してほしいポイントは、次の3つです。

  • 図解やイラストが多く、文章だけで説明していないか
  • 「なぜそうなるのか」を丁寧に説明しているか
  • 例題と解説がセットになっていて、すぐに手を動かせる構成か

個人的には、図解中心のテキストで全体像をつかんでから、問題集や過去問に移る流れが、文系や未経験の方には相性がいいと感じています。

問題集については、解説が丁寧で、「どの選択肢がなぜ違うのか」まで書いてあるものを選ぶと、理解のスピードが大きく変わります。選択肢の〇×だけではなく、出題者が何を理解させたいのかを意識して読んでいくと、他の問題にも応用が利くようになっていきます。

独学と通信講座の勉強法比較

勉強法としては、独学で進めるか、通信講座やオンライン講座を併用するかで迷う方も多いと思います。両方を見てきた立場からいうと、それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の性格や生活スタイルに合わせて選ぶのがポイントです。

独学のメリット・デメリット

  • テキストと過去問だけなら費用を抑えられる
  • 自分のペースで進めやすいが、計画が崩れると立て直しが大変
  • 分からない部分で詰まると、誰にも聞けずに時間だけ過ぎてしまうこともある

通信講座やオンライン講座のメリット・デメリット

  • カリキュラムが組まれているので、何からやるか迷いづらい
  • 動画で解説してくれるので、アルゴリズムや擬似言語の理解が進みやすい
  • 費用がかかるので、学習時間を確保できるかどうかを事前に考えておく必要がある

「自分一人だとどうしても続かない」「アルゴリズムの解説を文章で読むと眠くなる」と感じているなら、科目Bだけでも通信講座を使ってしまうのは十分ありだと思います。一方で、計画を立ててコツコツ進めるのが得意なタイプなら、独学+時々動画解説を見る、というハイブリッドもおすすめです。

ITパスポートで基礎固め

IT用語やシステムの全体像がまったくイメージできない場合は、まずITパスポートで基礎固めをするという選択肢もあります。ITパスポートは、基本情報技術者試験よりも一段階手前のレベルの試験で、ビジネス系やマネジメント系を含めた幅広いITの基礎をカバーしています。

ITパスポートで用語や基本的な仕組みに慣れておくと、基本情報技術者試験のテキストを読んだときに、「これは前に聞いたことがあるぞ」という感覚が増えていきます。すでにITパスポートレベルの知識がある人は、基本情報向けテキストから直接入ってしまって問題ありませんが、そうでない場合は、一段階ステップを刻んだ方が結果的に早く理解できることも多いです。

ただし、試験の受験費用や勉強時間には限りがあります。ITパスポートを受けるかどうかは、現在の知識レベルや試験までの期間を踏まえて、無理のない範囲で検討してください。制度や出題範囲は変わる可能性があるため、正確な情報は各試験の公式サイトを必ず確認しましょう。

基本情報技術者試験理解できない悩みと勉強法

基本情報技術者試験理解できない悩みと勉強法

ここまで、基本情報技術者試験が理解できないと感じる原因と、その克服法をいろいろ見てきました。最後に、全体を通して押さえておいてほしいポイントをまとめておきます。

まず、理解できないのは自分のセンスの問題ではなく、単に「順番」と「やり方」の問題であることがほとんどです。アルゴリズムと擬似言語、2進数や論理演算、IT用語、プログラミング経験、勉強時間といった要素が一気にのしかかってくると、誰でも圧倒されます。

だからこそ、

  • 科目Bはトレースとパターン慣れを重視する
  • IT用語は過去問とセットで用語集を作り、少しずつ潰す
  • 2進数や算術演算はパターン化して得点源に変える
  • 自分に合う参考書と問題集を選び、独学と通信講座のメリットを比較する
  • 勉強時間の目安を押さえつつ、自分なりの学習ログを取り続ける

といった基本方針を持って、日々の学習を組み立ててみてください。小さな一歩を積み重ねるうちに、「前は全然分からなかった分野が、なんとなく分かるようになってきた」という瞬間が必ず訪れます。

基本情報技術者試験が理解できないと感じている今の状態は、スタートラインに立った合図でもあります。焦りすぎず、でもあきらめずに、一緒に少しずつ前に進んでいきましょう。最終的な試験制度や細かな要件は変わる可能性もあるので、出願前や学習計画の見直し時には、必ずIPAなどの公式情報もチェックしてみてくださいね。

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