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試験ガイド

基本情報で科目Aだけ合格の不安を徹底解消する再受験攻略完全ガイド

執筆者
kihonNeko
公開日
2025年11月4日 公開
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今回は、基本情報で科目Aだけ合格、つまり科目Aだけ合格して科目Bが不合格だったあなたに向けてお話しします。科目Aだけ合格した場合に再受験はどうなるのか、科目A合格に有効期限はあるのか、科目A免除制度と何が違うのか、ネットで調べても情報がバラバラで不安になりますよね。

さらに、科目Aだけ合格からの再受験勉強法や科目B対策、午後問題の難易度、CBT方式ならではの30日ルール、科目A免除を使ったルートなど、関連するキーワードが一気に出てきて「結局どう動けばいいの…?」と迷いやすいところだと思います。このページでは、そういった基本情報のaだけ合格や科目Aだけ合格にまつわる疑問を整理しつつ、再受験戦略や再受験勉強法まで、一気に道筋を引いていきます。この記事を読み終わるころには、「次はこう動けばいいな」「ここから逆転できそうだな」と、自分の中で具体的なイメージが持てるようになるはずですよ。

この記事で分かること
  • 科目Aだけ合格した場合の扱いと再受験ルールの全体像
  • 科目A合格の有効期限と科目A免除制度の正しい違い
  • 基本情報のaだけ合格から逆転合格するための勉強戦略
  • CBT方式の30日ルールを踏まえたスケジュールの立て方

基本情報で科目Aだけ合格の扱いと注意点

  • 科目Aのみ合格した場合の再受験
  • 科目A合格に有効期限はあるのか
  • 科目Aだけ合格と科目A免除制度の違い
  • 科目Aだけ合格後の再受験戦略
  • 基本情報aだけ合格後におすすめの勉強法
  • 科目B対策と午後問題の難易度

まずは、基本情報で科目Aだけ合格したときに制度上どう扱われるのかを整理します。科目Aのみ合格した場合の再受験ルールや、有効期限の有無、科目A免除制度との違いを押さえておくことで、次の一手がかなりクリアになります。ここをあいまいなままにしてしまうと、「実は持ち越しできていたのに受け直してしまった」「免除制度と勘違いしていた」といったミスにもつながりかねないので、最初にがっちり固めておきましょう。

科目Aのみ合格した場合の再受験

まず一番気になるポイントからはっきりさせます。基本情報で科目Aだけ合格して科目Bが不合格だった場合でも、その科目Aの合格は次回以降に持ち越しできません。次回の基本情報技術者試験では、再び科目Aと科目Bの両方を受験して、同じ回で合格点を取る必要があります。「午前は受かったから次は午後だけでいいよね?」と考えたくなるところですが、基本情報には科目別の部分合格制度がないので、ここはシビアなルールなんですよね。

もう少しイメージしやすくすると、基本情報の合否は「その回の試験で、科目A・科目Bの両方が合格点に達したら合格」と判定されます。今回の結果が「科目A合格・科目B不合格」だった場合、その時点では合格まであと一歩という状態であり、次の試験では「リセットされた状態から再チャレンジ」という扱いになるイメージです。ここでいうリセットは、あくまで制度上の話であって、あなたの知識がゼロになるわけではありません。

だからこそ、科目Aだけ合格したあなたは落ち込む必要はまったくなくて、「午前を突破できた」という実績をどう次に活かしていくかがポイントになります。科目Aの問題傾向や自分の得意分野・不得意分野は、すでに一度本番で体験しているので、次回は同じ失敗を避けやすくなりますし、問題の雰囲気にも慣れているはずです。ここを前向きに捉えられるかどうかで、次への伸びがかなり変わってきますよ。

一方で、「科目Bだけ再受験したい」「科目Bだけ別日に受けたい」といった柔軟な受験方法は、現行の基本情報では選べません。CBT方式になったことで日程の自由度は上がりましたが、科目構成そのものはセットのままなので、「次も科目A・科目Bのフルセットを受ける前提で逆算していく」という意識を持っておくと、学習計画がブレにくくなります。

ポイントまとめ:科目Aのみ合格時の扱い

  • 科目Aだけ合格しても次回は科目Aと科目Bを両方受験
  • 「科目Aだけ再受験」や「科目Bだけ再受験」は基本情報にはない
  • 合格判定は毎回の試験で科目A・Bともに基準点を満たしたかで決まる
  • 科目A合格の事実は、次回に向けた学習の大きなヒントになる

とはいえ、科目Aだけ合格した事実は、あなたの実力が一定レベルに達している証拠でもあります。制度上の持ち越しはできなくても、「どの分野なら点が取れているのか」「どこが弱かったのか」という分析材料として、科目Aだけ合格の結果をしっかり活かしていきましょう。成績票を見ながら、「テクノロジ系は強いけどマネジメントが弱いな」「ストラテジはほぼノー勉だったから次は少し触っておこうかな」といった具合に、次回の学習の優先順位を決めていくと、再受験までの道のりがかなりクリアになってきますよ。

科目A合格に有効期限はあるのか

次に、基本情報の科目A合格に有効期限があるのかどうか、よくある疑問を整理します。まず前提として、資格としての基本情報技術者試験は、一度合格すれば合格証書に有効期限はありません。合格して資格を取得すれば、その資格自体は「取得日から何年まで有効」といった制限はなく、ずっと履歴書や職務経歴書に書き続けることができます。この点は、語学試験や民間資格とは大きく違うところですね。

ただし、これは「科目A・科目Bの両方に合格して、最終合格している」状態の話です。科目Aだけ合格して科目Bが不合格の状態は、まだ最終合格ではありません。この「科目Aだけ合格」のスコアには、次回試験以降に持ち越せる有効期限もなければ、「◯年以内なら科目A免除」といった扱いもありません。あくまで、その回の試験結果の一部として記録されるだけ、というイメージです。

ここでややこしいのが、「合格証書に有効期限がない」という話と、「部分合格には持ち越しがない」という話がごちゃ混ぜになりやすい点です。資格としての有効期限がないからといって、「一度科目Aに合格したら、永遠に科目A免除」という話ではまったくありません。このあたりをしっかり分けて理解しておくと、ネット上の情報に振り回されにくくなります。

注意したいポイント

  • 科目Aだけ合格した回の得点は、次回以降の試験には引き継がれない
  • 有効期限がないのは「資格として最終合格した場合」の話
  • 科目A合格=科目A免除ではないので混同しないこと
  • 資格の有効性と受験科目の扱いはまったく別のルールで動いている

資格として合格した後の有効期限や、合格証書の扱いについては、別記事の基本情報技術者試験の有効期限と合格証書の扱いでも詳しく整理しているので、就職・転職や社内の資格手当が気になる方はそちらもチェックしてみてください。また、制度の公式な位置付けを確認したい場合は、(出典:IPA 情報処理技術者試験公式サイト)も合わせて読むと安心感がぐっと増すと思います。

科目Aだけ合格と科目A免除制度の違い

ここが一番ややこしいところですが、科目Aだけ合格した状態と、科目A免除制度はまったく別物です。名前が似ているので混同しがちですが、仕組みも条件も目的も違います。「科目Aに合格したから免除される」のではなく、「科目A免除制度という別ルートを利用することで、科目Aの受験を省略できる」というイメージを持ってもらえるとスッキリするかなと思います。

科目A免除制度は、IPAが認定した講座(eラーニングなど)を修了し、修了試験に合格することで「科目A試験そのものが免除」される仕組みです。修了認定日から1年間、科目A免除区分で申込をすれば、科目Bだけを受験できるようになります。つまり、免除の根拠は「本試験の成績」ではなく「認定講座の修了」にある、というのがポイントです。

科目Aだけ合格と科目A免除制度のざっくり比較

項目科目Aだけ合格科目A免除制度
発生条件本試験で科目Aのみ合格認定講座を受講し修了試験に合格
次回試験の科目科目A・科目Bの両方を受験科目Bのみ受験が可能
有効期間持ち越しなし(その回限りの成績)修了認定日から1年間有効
費用試験料のみ講座受講料+試験料

科目A免除制度を検討するときは、「自分がこの1年間でどれくらい科目Bに集中できそうか」「講座費用を払ってでも時間と集中力を買いたいか」という視点で考えるのがおすすめです。時間はかかるけれどお金は抑えたいなら、通常受験を前提にした学習戦略のほうが向いているかもしれませんし、忙しい社会人のあなたにとっては、免除制度を使って科目Bだけに絞ったほうがトータルでは楽になるかもしれません。

科目A免除制度の詳しい仕組みや講座選びのポイントは、LABO内の基本情報技術者試験の科目A免除はある?制度と使い方にまとめてあります。免除制度の利用を検討しているなら、一度じっくり読んでみてください。制度や講座ラインナップは変わることもあるので、最終的な条件は必ず公式情報で確認するようにしましょう。

科目Aだけ合格後の再受験戦略

制度の違いが分かったところで、ここからは戦略の話です。基本情報で科目Aだけ合格した場合、次の一手としては大きく分けて次の2パターンがあります。

  • 通常どおり科目A・科目Bを両方受験して合格を狙う
  • 科目A免除制度を利用して、科目Bに集中する

どちらが正解かは、あなたの学習時間・予算・苦手分野によって変わります。たとえば、科目Aだけ合格しているなら、午前系の知識はある程度固まっているはずなので、「科目B対策を重点的にしつつ、科目Aは過去問で感覚を維持する」という方針が現実的です。一方で、仕事がかなり忙しい時期に差し掛かっていて、「午前も午後もフルで勉強するのはキツい…」という状況なら、科目A免除制度を使って負荷を分散するのも一つの選択肢になってきます。

戦略を立てるときに意識してほしいのは、「次回の1回で決めにいくのか」「2〜3回のチャレンジを前提にするのか」という時間軸です。30日ルールのおかげで、極端に言えば2〜3ヶ月おきに再受験していくことも可能ですが、毎回受けるだけでは疲れてしまいます。だからこそ、「この1回分の30日で何を仕上げるか」「どの分野を優先して底上げするか」を決めて、メリハリのある再受験計画にしていきましょう。

科目Aだけ合格の人が考えたいこと

  • 科目Aはどの分野で得点できていたか(テクノロジ/マネジメント/ストラテジ)
  • 科目Bのどの分野で失点していたか(アルゴリズム、擬似言語、セキュリティなど)
  • 次回受験までに確保できる学習時間と、再受験のタイミング(30日ルール)
  • 免除制度を使う場合、講座受講の時間と費用をどう捻出するか

再受験に向けた全体像やメンタルの立て直し方は、別記事の基本情報に落ちた時に知るべき再受験の流れでも詳しく書いています。何回か落ちていても、戦略を変えるだけで一気に道が開けることも多いですよ。「落ちた=向いていない」ではなく、「落ちた=戦い方を変えるサイン」と捉えて、一緒に逆転ルートを組み立てていきましょう。

基本情報aだけ合格後におすすめの勉強法

基本情報で科目Aだけ合格した人向けの勉強法は、「科目Aを維持しつつ、科目Bを底上げする」ことがテーマになります。科目Aだけ合格している時点で、基礎知識は一定レベルに乗っていますから、ゼロからやり直す必要はありません。むしろ、科目Aを完璧にしようと時間をかけすぎるよりも、「午前は維持・午後は強化」と割り切って、得点源のバランスを整えていくイメージがしっくりくると思います。

ここでは、科目Aと科目Bそれぞれに対して、具体的な勉強の仕方と時間配分の考え方を整理していきます。「平日はあまり時間が取れない」「週末にまとめて勉強したい」といったライフスタイル別にも応用できるように、柔らかめの目安として書いていくので、自分の生活に合わせてカスタマイズしてみてくださいね。

科目Aは「維持」と「弱点補強」に絞る

科目Aは、過去問道場やサンプル問題を使って週に数回ペースで解き、感覚を落とさないことを意識します。特にCBT新形式では、科目Aは60問・90分とスピード感が重要になるので、タイマーを使って本番を意識した演習をしておくと安心です。問題ごとに深掘りしすぎるよりも、「1問あたりにかける時間感覚」「見直しに回せる時間」を体で覚えていくイメージで練習していくと、本番で焦りにくくなります。

また、成績票を見ながら「明らかに苦手な分野」だけピンポイントで参考書に戻るのもおすすめです。たとえば、マネジメント系が弱いなら、プロジェクトマネジメントやサービスマネジメントの章だけ一度読み直して、代表的な用語やプロセスの流れを整理しておくと、次の本番での取りこぼしがグッと減ります。全部を完璧にしようとするのではなく、「落としているところを効率よく拾いにいく」というスタンスが大事ですね。

科目Bはアルゴリズムとセキュリティを最優先

科目Bは、アルゴリズム・擬似言語・セキュリティの比重が非常に大きく、「ここをどれだけ取りにいけるか」が勝負どころです。午後問題の分野別まとめやサンプル問題を使って、毎日少しでも擬似言語を読む時間を作ると、だんだん文章に慣れてスピードも精度も上がっていきます。最初は1問解くだけで30分以上かかることもありますが、それでOKです。焦らず、処理の流れを紙に書き出しながら、1つずつ丁寧に追っていきましょう。

セキュリティについては、一問一答形式の問題集や用語集を使って、「攻撃手法」「対策」「関連する技術」のセットで覚えていくのがコスパがいいです。たとえば、SQLインジェクションなら「入力値の検証」「プレースホルダ」「エスケープ処理」といったキーワードとセットで覚える、といったイメージですね。こうしてパターン化しておくと、科目Bだけでなく科目Aのセキュリティ問題にも効いてくるので、一石二鳥です。

基本情報aだけ合格後の勉強配分の目安(あくまで一般的な一例です)

  • 平日:科目Bの擬似言語・セキュリティを中心に1〜1.5時間
  • 週末:科目Aの過去問演習+科目Bの復習を2〜3時間
  • 試験1ヶ月前:模擬試験形式で科目A・Bを通しで解く練習

学習時間は人によって大きく変わるので、ここで挙げた時間はあくまで目安として、自分の生活リズムに合わせて調整してください。「この時間配分でやらないとダメ」というものではなく、「これくらいのバランス感なら無理なく続けられそうだな」と感じるラインを探していくイメージで大丈夫です。

制度や最新のルールは変更される可能性もあるため、正確な情報は必ずIPA公式サイトなどで最新の案内を確認し、受験スケジュールや申込条件の最終的な判断は、公式窓口や専門家にも相談しながら進めてもらえると安心です。特に受験回数の制限や試験時間、出題形式などはアップデートされることもあるので、「前に見た情報だから大丈夫」と決めつけず、試験申込前に一度は公式情報をチェックする習慣をつけておくと良いかなと思います。

科目B対策と午後問題の難易度

科目Aだけ合格した人の多くがつまずくのが、科目B対策と午後問題の難易度です。新制度の科目Bは20問・100分で、アルゴリズム系の問題が全体の大半を占めます。その分、問題1問あたりの思考負荷は高いと感じる人が多いはずです。「文章が長すぎて何を聞かれているのか分からない」「途中で頭が真っ白になる」という声も本当によく聞きますが、それはあなたが特別できないからではなく、科目Bがそもそもそういう設計だからなんですよね。

難易度のイメージとしては、「内容は応用寄りだけれど、パターンを押さえておけば十分対応できる」というレベル感です。特に、配点の重いアルゴリズム部分は、同じようなテーマ(探索・ソート・スタック/キュー・動的計画法など)が繰り返し出題されるので、分野ごとにパターン演習しておくとかなり楽になります。最初のうちは理解に時間がかかっても、同じテーマを何度か繰り返すうちに「あ、これは前にやったあのパターンだな」と気付ける瞬間が訪れます。

科目B対策で意識したいこと

  • 擬似言語の「読み慣れ」が最優先(最初は1問に時間がかかってOK)
  • 問題文の和文を丁寧に追い、図や表をしっかりメモしながら読む
  • わからない問題に時間をかけすぎず、取れる問題から確実に拾う
  • 同じテーマの問題を横断的に解いて、パターンを身体で覚える

午後問題の難易度や出題傾向は、年度ごとに多少変わるものの、基本的な軸は大きくは変わりません。難しいと感じるのは自然なことなので、「難しいからこそパターンに分解して慣れていく」というスタンスで少しずつ慣れていきましょう。あなたが今感じている「午後こわい…」という感覚は、正しい危機感です。その危機感をきっかけに、早めに対策を始めておけば、次の本番ではかなり戦いやすくなりますよ。

科目Bの学習リソースは、公式サンプル問題・過去問題の類題解説・市販の対策本などいろいろありますが、「1冊決めてやり切る」「1サイト決めて集中的に回す」といった形で絞ったほうが、途中で迷子になりにくいです。あれこれ手を出しすぎるよりも、「この教材を何周したか」で自分の安心感を作っていくほうが、最終的には合格に近づきやすいと感じています。

基本情報で科目Aだけ合格から最短で合格を目指す方法

  • 科目A免除制度を活用した効率的学習法
  • CBT方式と30日ルールの理解と活用
  • 再受験時のスケジュール管理と注意点
  • 科目B合格を目指す重点分野と対策法
  • 受験前の準備とCBT試験の注意事項
  • まとめ基本情報aだけ合格から合格への道

ここからは、基本情報で科目Aだけ合格した状態から、最短ルートで最終合格を目指すための具体的なプランをまとめます。科目A免除制度を使うかどうか、CBT方式と30日ルールをどう活かすか、いつ・どのタイミングで再受験するかを一緒に設計していきましょう。「次の1回で決めたい」のか、「2〜3回のチャレンジでじっくり仕上げる」のかによっても戦略は変わるので、そのあたりも意識しながら読んでみてください。

科目A免除制度を活用した効率的学習法

科目Aだけ合格した人にとって、科目A免除制度は「科目Bに集中したいときの強力なオプション」になります。認定講座を修了し、修了試験に合格すると、修了認定日から1年間は科目A免除区分で申し込めるため、その期間は科目Bだけを何度でも受験可能です。「午前に時間を取られるのがつらい」「午後対策にまとまった時間を割きたい」というあなたにとっては、かなり魅力的な仕組みですよね。

一方で、免除制度には講座費用や学習時間といったコストもかかります。講座によっては、数万円単位の受講料が必要ですし、修了試験に合格するためには、一定時間の学習も求められます。つまり、「時間とお金を先に投資して、その代わりに午前試験をショートカットする」というトレードオフがあるわけです。ここを理解した上で、自分にとってメリットが大きいかどうかを考えてみてください。

どんな人に科目A免除が向いているか

科目A免除制度は、次のような人に特に向いています。

  • 科目Aだけ合格する実力はあるが、科目B対策の時間がなかなか取れない人
  • 仕事や家庭の事情で、一度の試験日に科目A・Bを両方こなすのが負担に感じる人
  • アルゴリズムや擬似言語に不安があり、じっくり時間をかけて科目Bを鍛えたい人

逆に、「とにかく費用を抑えたい」「午前も午後もまとめて一気に仕上げたい」というタイプのあなたには、通常受験のほうが合っているかもしれません。免除制度はあくまで選択肢の一つなので、「使わない=不利」というわけではないですし、使わなくてもしっかり合格している人はたくさんいます。

科目A免除を使うときの注意点

  • 講座費用がかかるので、予算とのバランスを必ず確認する
  • 免除期間は1年間なので、その間に科目B合格を狙う計画が必要
  • 講座の質(シラバス対応・質問対応・模試の有無など)をしっかり比較検討する
  • 講座のカリキュラムが「自分の弱点」にどれだけ刺さる内容かを確認する

科目A免除制度は便利ですが、「絶対に使わないと合格できない」ものではありません。自分の生活スタイルや予算と相談しながら、使うかどうかを決めてもらえればOKです。ルールや条件は変更される可能性もあるので、正確な情報は必ずIPA公式サイトや講座提供元で確認し、最終的な判断は専門の窓口にも相談してください。「使って良かった」と思えるかどうかは、情報を集めたうえで自分で決めたかどうかにも左右されるので、納得感を大事にしていきましょう。

CBT方式と30日ルールの理解と活用

2023年度から、基本情報技術者試験は通年CBT方式に切り替わりました。これにより、従来の「年2回」から、ほぼいつでも自分の都合の良い日程で受験できるようになりました。働きながら受験する人や、大学の授業・テストと並行して勉強する人にとっては、かなりありがたい変更ですよね。同時に導入されたのが、リテイクポリシーとしての30日ルールです。

この30日ルールは、簡単にいうと「前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降しか、同じ試験区分を再受験できない」というものです。例えば、6月1日に受験した場合、次に受験できるのは7月2日以降になります。この期間は、単なる“待ち時間”ではなく、「復習と強化のための30日」と捉えると、気持ち的にも前向きになりやすいです。

30日ルールを味方につけるコツ

  • 試験日を起点に「30日間の復習&強化期間」として逆算した学習計画を立てる
  • 試験直後に自己分析をメモしておき、30日間の学習テーマを明確にする
  • 再受験日は、仕事や学業のピークを避けて無理のない日程を選ぶ
  • 「30日でやることリスト」を作って、終わったらチェックしていく

通年試験でいつでも受けられるからこそ、「いつでも受けられるからといって先延ばしにしない」ことが大事です。カレンダーアプリなどで、次の受験日と学習マイルストーンを先にブロックしておくと、30日ルールをうまく活かした学習ができますよ。「いつか受ける」ではなく、「◯月◯日に受ける」と決めてしまうことで、日々の勉強にも自然とメリハリが出てきます。

再受験時のスケジュール管理と注意点

再受験のスケジュール管理で意識したいのは、試験日・30日ルール・自分の忙しさの三つのバランスです。特に、科目Aだけ合格して悔しい思いをした直後ほど、「すぐにでも受け直したい!」という気持ちになりがちですが、焦って勉強時間がほとんど取れないまま再受験するのはあまりおすすめしません。「ちゃんと準備してもう一度挑む」のと「ほぼノープランでぶつかる」のでは、結果だけでなく精神的な消耗も全然違ってきます。

スケジュールを組むときは、まずカレンダーに仕事や学校の予定を書き出して、「どの週ならしっかり勉強時間が確保できそうか」をざっくり掴むところから始めてみてください。そのうえで、30日ルールの制約を考慮しながら、「この週に試験を入れるのが一番現実的かな」といった候補日を2〜3パターン用意しておくと安心です。試験会場の空き状況によって、第一候補が取れないこともあるので、少し余裕を持ってシミュレーションしておくといいですよ。

現実的な再受験タイムラインの例

  • 受験翌日〜1週間:自己分析(科目A・Bの得点傾向、時間配分の失敗ポイントなど)
  • 2〜3週間目:弱点分野に集中したインプットと演習(特に科目B)
  • 4週間目:通し演習と本番シミュレーション、試験申込と最終調整

この流れをベースに、「仕事が忙しい週はライトな復習だけにする」「土日はまとめて模擬試験をやる」など、自分なりのアレンジを加えていくイメージです。大事なのは、「いつまでに何を終えるか」が自分で分かっている状態を作ること。逆にそれが見えていないと、勉強していても「これで足りているのかな…」という不安ばかりが大きくなってしまいます。

再受験計画で気をつけたいこと

  • 仕事の繁忙期や学校の試験期間と重ならないか、事前に確認する
  • 会場や時間帯の枠が埋まりやすいので、予約は早めに行う
  • 受験料や講座費用など、費用面も含めて無理のないペースで再受験する
  • 心身のコンディションを崩しやすい時期(年度末・繁忙期など)は避ける

再受験回数そのものは評価に直結しませんが、無計画に回数だけ増やしてしまうと、精神的にも経済的にも負担になりやすいです。焦りを感じたときこそ、一度立ち止まってスケジュールを整理してから動くのがおすすめです。「ちゃんと準備できた」と思える状態を作ってから試験会場に向かったほうが、本番の緊張も和らぎますし、結果にもつながりやすくなりますよ。

科目B合格を目指す重点分野と対策法

科目Aだけ合格した人が最短で合格するには、科目Bの重点分野にフォーカスした対策が不可欠です。科目Bは、新制度で「20問すべて必須回答」になり、アルゴリズム・擬似言語が8割近くを占める構成になっています。ここで点が取れないと一気に厳しくなるので、「何となく午後全体を勉強する」というより、「アルゴリズム」「擬似言語」「セキュリティ」のように、分野ごとの攻略を意識して進めていきましょう。

優先順位の高い分野

  • データ構造とアルゴリズム(探索・ソート・スタック/キュー・木構造など)
  • 擬似言語によるプログラムトレース
  • 情報セキュリティ(アクセス制御、暗号、脅威と対策)

まずはこれらの分野を、「参考書+サンプル問題+過去問道場の午後版」で繰り返し解きながら、パターン認識ができるレベルまで持っていくことを目標にしましょう。最初から全問を完璧にしようとするのではなく、「落としてはいけない問題」と「難しめの問題」を分けて考えることも大切です。具体的には、「後半の難しそうな1〜2問は最初から捨てて、前半で確実に稼ぐ」といった作戦も現実的な選択肢です。

科目B対策での具体的なテクニック

  • 擬似言語は「入力→処理→出力」の流れを毎回メモに書き出す習慣をつける
  • 条件分岐やループの回数をしっかり数え、配列の添字ミスを防ぐ
  • セキュリティ問題は、一問一答形式で用語を短時間で復習できる仕組みを作る
  • 時間を計測しながら演習して、「1問あたりにかけられる時間感覚」を体で覚える

科目Bの分野別の傾向や、最新の形式に合わせた対策については、今後LABO内でも順次コンテンツを増やしていく予定です。最新の試験形式や公開問題については、IPA公式サイトや信頼できる解説サイトも合わせて確認するようにしてください。出題範囲や形式はアップデートされることがあるので、「昔の情報のまま勉強していたら、実は形式が変わっていた」という事態は避けたいところです。

受験前の準備とCBT試験の注意事項

最後に、科目Aだけ合格した次の本番に向けて、CBT試験ならではの準備ポイントを整理しておきます。勉強だけでなく、当日のコンディションや持ち物、会場での動き方も合否に影響してきます。せっかく勉強を頑張っても、当日のトラブルで実力が出し切れないのはもったいないので、ここもサクッと押さえておきましょう。

受験前のチェックリスト

  • 顔写真付き身分証の準備(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 試験会場までのルートと所要時間の確認(Googleマップなどで事前シミュレーション)
  • 前日の睡眠時間の確保と、当日の朝食・水分補給
  • 試験時間中のトイレタイミングや休憩のイメージトレーニング

CBT会場では、入室から試験開始までの流れや、途中退室のルールなど、紙の試験とは少し違う部分もあります。事前に受験案内を一通り読んでおいて、「当日はこの順番で進むんだな」とイメージしておくと、余計な緊張を減らせますよ。特に、受付時間に遅れると受験そのものができなくなる場合もあるので、時間にはかなり余裕を持って会場に向かうのがおすすめです。

CBT試験の手続き面での注意点

  • 受験日・会場の変更は、原則試験日の3日前までなので早めに判断する
  • システムメンテナンスや申込締切の情報は、CBT-Solutionsの受験者ポータルで必ず確認する
  • 費用やキャンセルポリシーも、申込前に一通り目を通しておく
  • 当日の体調が悪い場合は、無理せず変更やキャンセルも視野に入れる

制度やルールは今後も見直される可能性があるため、正確な情報は必ずIPA公式サイトやCBT-Solutions公式サイトの最新情報をチェックしてください。受験費用や日程の最終判断について不安がある場合は、試験窓口やキャリアカウンセラーなどの専門家にも相談しながら進めてもらえると、リスクを減らせます。「自己判断だけで突っ走らない」というのも、長くキャリアを続けるうえで大事な姿勢かなと思います。

まとめ基本情報で科目Aだけ合格から合格への道

まとめ基本情報で科目Aだけ合格から合格への道

ここまで、基本情報で科目Aだけ合格したときの扱いと、そこから最終合格までの道筋を一気に整理してきました。制度上、科目Aだけ合格しても次回の試験で科目Bだけ受けることはできず、再び科目A・科目Bの両方を受験する必要がありますが、その経験は次への大きな土台になります。「午前は通った」という事実は、すでに合格ルートの半分以上を進めている、と言ってもいいくらいです。

科目Aだけ合格したあなたは、すでに午前系の基礎力は備わっている状態です。あとは、科目B対策と再受験戦略、そして必要に応じて科目A免除制度やCBTの30日ルールをどう組み合わせるかで、最短ルートは大きく変わってきます。自分の生活リズムや予算、得意・苦手分野に合わせて、無理のないプランを一緒に組み立てていきましょう。「次の1回で決める」「半年かけてじっくり仕上げる」など、ゴールまでの時間軸も自分で選べます。

最後にもう一度だけ大事なことをお伝えしておきます。試験制度やリテイクポリシー、科目A免除の詳細は、今後変更される可能性があります。正確な条件や最新情報は、必ずIPA公式サイトやCBT-Solutionsの案内で確認し、受験日程や費用などの最終的な判断は、公式窓口や専門家に相談しながら進めてください。そうすれば、基本情報aだけ合格の一歩を確実な最終合格へのステップに変えていけるはずです。ここまで読んでくれたあなたなら、ちゃんと準備してもう一度チャレンジすれば、合格ラインはしっかり狙えるところにありますよ。一緒にコツコツ進めていきましょう。