基本情報技術者試験問題数は、科目Aの出題数や科目Bの出題数、試験時間、CBT方式、アルゴリズムとプログラミング、情報セキュリティ、合格基準、IRTによる評価、トライアル問題の有無までセットで把握しておくと、得点設計が一気にラクになります。ここ、気になりますよね。この記事では、最新制度での問題数の全体像、時間配分のコツ、出題範囲の重点、当日の流れと休憩、学習計画の立て方まで、あなたの疑問をスッキリ整理します。
- 科目A・科目Bの問題数と試験時間の要点
- アルゴリズムとプログラミング、情報セキュリティの比重
- IRT評価と合格基準、トライアル問題の考え方
- 問題数に基づく時間配分と学習計画の作り方
基本情報技術者試験問題数と出題形式の全体像
- 科目Aと科目Bの出題数の違い
- 科目Aの出題範囲と内訳
- 科目Bの出題範囲と内訳
- 試験時間と休憩、当日の進行
- IRT評価と合格基準の読み方
まずは最新制度での全体像をサクッと確認します。ここでは科目Aと科目Bの出題数、試験時間、出題分野の比率、CBT運用のポイントをまとめ、次章以降で深掘りします。
科目Aと科目Bの出題数の違い
科目Aは60問・90分、科目Bは20問・100分が基本です。全問必須解答で、いずれもCBT方式。問題数は少なく見えても、科目Bは1問の情報量が多く、読解と検討の時間が必要です。ここを勘違いして「Bは20問だからラクそう」と捉えると痛い目にあいます。Aは短文の四肢択一でテンポよく正答を積み上げ、Bは長文・図表・擬似コードを読み解きながら根拠を特定する設計。つまり、Aはスピード、Bは精読力と見切り力が求められるんですよね。さらに両科目とも評価はIRT方式で、難易度が高い設問の正解がスコアに効きますが、だからといって難問に固執してはいけません。「拾える問題を確実に拾う」が最もスコア効率が高い戦い方です。Aでは基礎知識を取りこぼさず、Bでは読めば取れる設問から先に回収し、重いものは後回し。問題数の設計意図をつかむと、時間配分は一気に安定します。
問題数を軸にした到達目標の置き方
Aは60問中、確実に取れる基礎・典型を40問以上で土台を固め、残りで上積みを狙うイメージ。Bは20問中、先に12〜14問の「読めば決まる」系を取り切り、難度の高い数問で上積みを狙う戦略が現実的です。これはあくまで一般的な目安なので、あなたの得意・不得意に合わせて微調整してください。
科目Aの出題範囲と内訳
科目Aはテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系から広く出題されます。目安としてテクノロジ系41問、マネジメント系7問、ストラテジ系12問。基礎理論やコンピュータシステム、ネットワーク、データベース、セキュリティ、開発技術あたりは頻出で、知識を「用語→定義→典型例→紛らわしい選択肢の切り方」の順で整理するとミスが減ります。Aは一問一答形式なので、一目で答えが決まる“核”の知識を増やすほど時短が利きます。マネジメント系ではITサービス管理やプロジェクト管理の用語が多く、語感が似ていて取り違えやすいので、対比表で覚えるのがおすすめ。ストラテジ系は経営や法務(知財・個人情報・セキュリティ関連法規)の基本が中心。法務は「禁止・義務・罰則」のセットで記憶すると定着します。
| 区分 | 目安の問題数 | 主なトピック |
|---|---|---|
| テクノロジ系 | 約41問 | 基礎理論、コンピュータシステム、ネットワーク、データベース、セキュリティ、開発技術 |
| マネジメント系 | 約7問 | プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、監査 |
| ストラテジ系 | 約12問 | システム戦略、経営戦略、企業と法務(知財・法規) |
時短テク:語句の“ひっかけ”を外す型
選択肢の誤りは「定義のズレ」「原因と結果の逆」「範囲の混同」「例外条件の無視」が定番。Aは1問あたり約1.5分なので、設問文→キーワード抽出→誤りパターンに当て込み→消去までを素早く回すと安定します。
科目Bの出題範囲と内訳
科目Bはアルゴリズムとプログラミングが約16問、情報セキュリティが約4問。擬似言語を読み解く問題が中心で、ループ・条件分岐・配列・キュー/スタック・探索・ソート・計算量、そして境界条件の取り扱いが頻出です。「コードを読む前に入出力と制約を確認」→「変数の役割と更新規則を把握」→「ループの回数と枝刈りの有無」→「最終的に問われる値の生成箇所を特定」という順で読むと効率が上がります。セキュリティは用語暗記だけでなく、実運用に落としたときの判断(脅威モデル、脆弱性と対策の対応、ログからの異常検知、権限設計など)が問われます。難問に感じたら、設問を「問われ方」別に分類(正しい手順の選択、誤りの指摘、最終出力の推定)して、必要な根拠だけにフォーカスすると、読解コストがぐっと下がります。
擬似言語の読み方テンプレ
①入出力を先に読む(配列長・値域・初期値)→②ループ境界(0/1始まり、≦/<の違い)→③状態の持ち方(累積・フラグ・インデックス)→④計算量(二重ループの上限、早期終了)→⑤例外(空配列、重複、負値)。この順でチェックするとバグの混入を防げます。
試験時間と休憩、当日の進行
当日は科目A(90分)→任意休憩(最大約10分)→科目B(100分)の順で連続受験。合計190分(休憩除く)の長丁場なので、開始前のトイレ・水分・体温調整は地味に重要です。休憩は“使う前提”で計画を立て、Aの負荷を引きずらないように頭をリセット。B直前に、「時間配分」「見切りライン」「先に解く設問のタイプ」だけを30秒で再確認するとパフォーマンスが上がります。CBTはフラグ機能が便利ですが、フラグ増やしすぎは逆効果。Aは「曖昧」「計算が必要」「用語不確実」の3種類に限定、Bは「重い読解」「手計算が多い」「後半で回収」の3タグ程度にしておくと、戻った時の意思決定が速いですよ。
当日のミス低減チェックリスト
- 本人確認書類・受験票・会場アクセスは前日確認
- 入室直後にマウス/キーボードの感度と画面明るさを調整
- 問題切り替えの操作感を数問で確認してから本速に
- 休憩明けは深呼吸→配分再確認→最初の1問は「確実に取れる」ものから
IRT評価と合格基準の読み方
評価は各科目1000点満点中600点以上が合格の目安。IRT(項目応答理論)は、受験者の能力と設問の難易度・識別力を考慮してスコア化します。実務的な意味で重要なのは、「易問の取りこぼしが最も痛い」という事実。難問の正解は確かに上振れ要因ですが、易問のミスは得点効率を大きく落とします。だから戦略としては、Aで基礎・典型をゼロに近づけ、Bでも読めば決まる問題を先に確保しつつ、時間が余れば難問へ、が王道です。また、IRTでは問題配点が公開されないため、試験中に配点を読もうとするのは非効率。「根拠の拾える問題に時間を投下」という原則に徹するほうが、体感スコアは安定します。
制度の正式な仕様は、一次情報で必ず確認してください。(出典:IPA「情報処理技術者試験における出題範囲・シラバス等の変更内容(2022年4月25日)」)
各数値は一般的な目安です。制度運用や配点の詳細・最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
基本情報技術者試験問題数に基づく時間配分と学習戦略
- 1問あたり時間の目安と配分術
- トライアル問題の考え方
- 当日の解答順と見切り判断
- 学習計画の作り方と演習量
- まとめ:問題数を軸にした最短ルート
ここからは、問題数を前提にした時間配分の作り方、トライアル問題の扱い方、当日の解答順、学習計画への落とし込みまでを、実務目線で整理します。
1問あたり時間の目安と配分術
科目Aは60問を90分=1問あたり約1.5分。短文・四択ゆえに、即断即決の設計が勝ち筋です。具体的には、設問→キーワード→定義照合→消去→確信度低ならフラグの20〜30秒ループで先に進み、最後のバッファで回収します。計算や表が絡む問題は最初から粘らず、後半に回すのがコツ。科目Bは20問を100分=1問約5分が基本線ですが、設問によってコスト差が大きいので、見積もり1分+解答4分の計画を持ち、重いと判断したら“撤退の勇気”を。私はBを25分×4ブロックに区切り、各ブロックの最後に30〜60秒で未確定を整理して、時間のダレを防ぎます。
配分テンプレと時計の使い方
配分の型:Aは30分×3の三分割で20問ずつ。Bは25分×4で、各ブロック冒頭1分を「見積もり」に固定。時計は残り時間基準で見て、「あと何問×平均n分」に随時置き換えると暴走を防げます。
トライアル問題の考え方
科目Aの60問中約4問、科目Bの20問中約1問は評価対象外(将来の出題検討用)とされる可能性があります。受験者側から識別できないため、全問を同じ濃度で処理するのが最適です。ここで大事なのは「迷いのコスト」を抑えること。根拠が拾えない問題に時間をかけるより、消去法の最短手順(明らかな誤り2つを即消す→残りは最も一般的な定義に合う方を選ぶ)で決断し、先へ進む方がスコアは安定します。トライアルの存在を意識しすぎると判断がブレるので、「自分の期待値最大化」に集中しましょう。結果的に、それが有効問題・無効問題にかかわらず最も効率の良い立ち回りになります。
迷った時の最短アルゴリズム
- 設問の主語・目的語を確認(何を問う?)
- 選択肢に含まれる強い言い切り(常に、必ず)を警戒
- 定義から外れる語尾(目的・手段・主体の取り違え)を検知
- 残り2択は「より一般的な定義」か「より厳密な定義」かで比較
当日の解答順と見切り判断
科目Aは、確信が薄い=即フラグでOK。前半30分は“取れる問題を稼ぐ時間”、中盤30分で“計算や表”を回収、後半30分で“フラグ消化”が鉄板です。科目Bは問題ごとのボリューム差が激しいため、冒頭1分で「読む価値があるか」を見積もるクセが重要。コードの長さや配列の多重度、条件分岐の深さ、図表の情報量でおおまかな重さは見えます。重いと判断したら後回し。5分の目安を超えたら一旦撤退し、根拠が拾える設問に投資を切り替えます。終盤に余力があれば、戻って“わかるところまで”の部分点…はありませんが、見落としていた情報がハマることはよくあります。
“戻る”時に効くメモの残し方
戻る前提で、「未確定の理由」(根拠不足・計算未了・読み込み不足)と「次にやる手順」(どの行から、どの図から)を10秒で書き残すと、再開時のロスが激減します。
学習計画の作り方と演習量
問題数=時間配分から逆算して、Aは分野別の高速回転、Bは設問1本あたりの根拠特定と時間管理を主眼に置きます。はじめは通し演習で現状のボトルネック(語句の定義、計算速度、読解)を可視化し、以降は弱点を“分解”して潰すのが効率的。例えばネットワークで詰まるなら、OSI参照モデルを軸に上下隣接との関係を対比で覚える、DBで詰まるなら正規化とSQLの典型パターンを対比表にする、セキュリティなら脅威→脆弱性→対策の対応表を作る、など。Bの擬似言語は、データ構造ごとの典型操作(走査・挿入・削除・集計)をテンプレ化しておくと、初見問題でも迷いが減ります。
| 到達目標 | 演習量の目安 | 回し方の例 |
|---|---|---|
| まず6割到達 | 直近3年分 | 通し→分野別→弱点特化 |
| 安定して合格点 | 直近5年分 | 分野別の高速回転を追加 |
| 初見耐性の強化 | 10回分以上 | 差分メモ化・根拠言語化 |
過去問演習の年度選定や回し方をさらに深掘りしたい場合は、過去問は何年分解けば十分かと勉強法の具体策を参考にしてください。連敗時の立て直しや受験間隔の考えは、落ちた回数から学ぶ効率的な勉強法と受験ルールも役立ちます。
まとめ:基本情報技術者試験問題数を軸に最短ルート

科目A60問・90分、科目B20問・100分。この問題数と時間から逆算して、Aは即断即決の高速回転、Bは根拠特定と見切り判断がカギです。IRT評価では易問の取りこぼしが痛手になるため、確実に拾える問題を落とさない設計がスコアを押し上げます。学習は「通し→分解→再構成」の順で、時間配分と読み方テンプレを身体に染み込ませる。これで本番のブレが減ります。なお、本記事の数値や配点は一般的な目安であり、最新情報は必ず公式の一次情報をご確認ください。状況に不安があれば、学習計画や受験戦略について専門家への相談も検討してください。あなたの合格、しっかりサポートします。
本記事の内容は学習設計の一般的な目安です。最新の実施要綱や運用は必ず公式サイトでご確認ください。個別事情により最適解は変わります。最終的な判断は専門家にご相談ください。
