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基本情報技術者試験とccnaどちらを先に取る?

執筆者
kihonNeko
公開日
2025年11月10日 公開
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今日は、基本情報技術者試験とccnaについて調べていて「結局どっちから取ればいいの?」「難易度や勉強時間、就職への効果はどう違うの?」とモヤモヤしているあなたに向けて、がっつり深掘りしていきます。IT未経験や学生の方だと、基本情報技術者試験とccnaの比較や難易度のイメージがつきにくくて、「インフラエンジニアを目指すならccnaが良さそうだけど、ITの土台づくりには基本情報が王道っぽい…」と、どちらを先にするかで迷いやすいところかなと思います。

この記事では、基本情報技術者試験とccnaの違いだけでなく、「目的(どんな人向けの資格か)」「出題範囲」「合格率や難易度」「受験料と試験形式」「おすすめの取得順序」「就職・転職での評価」「2つを組み合わせたキャリアパス」まで、一気に整理していきます。読み終わるころには、「自分はまずこっちから受けて、次にこれを目指そう」と具体的なイメージが持てる状態をゴールにしています。

ここで触れる合格率や勉強時間、受験料は、あくまで一般的に語られている目安です。試験制度や金額は変わることもあるので、最終的には必ず公式サイトで最新情報をチェックしてくださいね。そのうえで、「自分のゴール(開発寄りかインフラ寄りか、国内メインか将来は海外も視野に入れるか)」から逆算して、基本情報技術者試験とccnaのどちらをどう活用するか、一緒に整理していきましょう。

この記事で分かること
  • 基本情報技術者試験とccnaの違いと共通点を整理する
  • 難易度・合格率・勉強時間のざっくり目安をつかむ
  • 就職・転職でどう評価されやすいかを理解する
  • 基本情報技術者試験とccnaの効果的な取得順序をイメージする

基本情報技術者試験とccnaの違いを徹底比較

  • 基本情報技術者試験とccnaの難易度を比較
  • 基本情報技術者試験とccnaの合格率の差
  • 基本情報技術者試験とccnaの出題範囲の違い
  • 基本情報技術者試験とccnaの受験料と試験形式
  • 基本情報技術者試験とccnaどちらを先に取るべきか
  • 基本情報技術者試験とccnaの勉強時間と学習方法

まずは、基本情報技術者試験とccnaを「目的」「対象者」「出題範囲」「難易度・合格率」「試験形式・受験料」といった観点で整理していきます。ここをしっかり押さえておくと、「そもそもこの2つは何が違う資格なのか?」「自分のキャリアプランにどうハマるのか?」がかなり見えやすくなりますよ。

基本情報技術者試験とccnaの難易度を比較

「難易度どっちが上?」というのは、めちゃくちゃ気になるポイントですよね。ただ、ここは単純な勝ち負けではなく、「広く浅くか」「狭く深くか」という違いで見ると理解しやすいです。

ざっくりイメージ:広く浅く vs 狭く深く

基本情報技術者試験は、コンピュータの仕組み、アルゴリズムやプログラミング、ネットワーク、データベース、セキュリティ、プロジェクト管理、品質管理、経営戦略、法律など、ITに関する話題をかなり広くカバーします。レベル感としては「基礎〜標準」ですが、範囲が横に広いので、インプットをサボるとどこかしら穴が空きがちです。

一方でccnaは、出題範囲がネットワーク分野にギュッと集中しています。IPアドレス、サブネット、ルーティング、スイッチング、VLAN、VPN、セキュリティ設定、さらにはネットワークの自動化やAPI連携の基礎まで、とにかくネットワーク一本に絞って深堀りしていくイメージです。計算やコマンド、設定イメージも絡んでくるので、「分かっているつもり」がすぐバレるタイプの試験でもあります。

項目基本情報技術者試験ccna
難易度の方向性広い範囲をまんべんなく理解する必要があるネットワーク分野を集中的に深く理解する必要がある
問われ方知識・計算・読解・論理思考がバランスよく問われる設定イメージやコマンドなど、実務寄りの理解も問われる
向いている人IT全体を一通り押さえておきたい人インフラ・ネットワークを武器にしたい人

数学や論理パズルが好きな人は、基本情報技術者試験のアルゴリズム・論理にハマりやすいですし、配線や機器構成図を見るのが好きな人は、ccnaの方がしっくり来るかもしれません。「どちらが難しいか」というより、自分の得意分野と試験のテイストがマッチしているかどうかで体感難易度がかなり変わります。

なので、もし過去問やサンプル問題を少し触れる環境があるなら、両方1〜2問ずつ眺めてみるのがおすすめです。直感的に「こっちの問題文は読みやすいな」と感じる方が、最初の一歩としては相性がいいケースが多いですよ。基本情報の難易度や学習戦略については、より詳しく基本情報技術者試験の難しさと学習法を整理した解説記事でも掘り下げています。

基本情報技術者試験とccnaの合格率の差

次に、合格率から両者のイメージを見ていきましょう。合格率はあくまで全体の傾向ですが、「どれくらいの人が通っているのか」を俯瞰するには便利な指標です。

基本情報技術者試験の合格率イメージ

基本情報技術者試験は、年度や試験回によってブレはあるものの、ざっくり20〜40%前後の合格率で推移しているイメージです。試験方式がCBTになってからも、「ちゃんと対策した人が一定数通るけれど、ノー勉や準備不足の受験者も多い」という構図はそこまで変わっていません。

受験者層もかなり幅広く、情報系の学生、独学の社会人、企業研修で受ける若手エンジニアなどが混ざっています。そのため、「試験が難しすぎて全員落ちる」というよりは、「きちんと時間を取って対策した人が、きっちり押さえて合格している」というタイプの試験です。

ccnaの合格率イメージ

一方、ccnaは合格率が詳細に公式発表されているわけではありませんが、スクールや教材ベンダーの情報を見ていると、25〜30%前後と紹介されることが多いです。こちらも「誰でも簡単に受かる試験」という感じではまったくありません。

ただし、ccnaの受験者はもともとネットワークに興味がある人や、インフラ寄りの仕事に就きたい人が多く、最初からある程度やる気高めの層が集まりやすいのも特徴です。そのため、「数字が近いから難易度も同じ」とも言い切れず、どちらも“ちゃんと準備しないと普通に落ちるライン”の試験と考えておくのが現実的かなと思います。

合格率の数字を見るときの注意

  • ここで触れている合格率は、公開情報や各種資料をもとにした一般的な目安です
  • 試験制度や出題傾向の変化により、合格率は年度ごとに変動します
  • 最新かつ正確な情報は、必ず公式サイトや試験実施団体の資料で確認してください

特に受験をいつにするか、どれくらい勉強時間を確保するかといった具体的な計画を立てるときは、公式情報や専門家のアドバイスも踏まえたうえで、最終判断をするのがおすすめです。

まとめると、合格率だけを単純比較して「こっちの方が楽」と決めるのはあまり意味がなくて、「自分の強み」「興味」「将来やりたいこと」とのフィット感で選ぶ方が失敗しにくい、というのが正直なところです。

基本情報技術者試験とccnaの出題範囲の違い

次は「何を勉強するのか?」という出題範囲の話です。これはそのまま「試験勉強でどんな知識が身につくのか」「仕事でどこまで話が通じるようになるのか」に直結します。

基本情報技術者試験の出題範囲

基本情報技術者試験は、大きく「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3カテゴリに分かれています。

  • テクノロジ系:コンピュータの構成、OS、アルゴリズム、プログラミング、ネットワーク、データベース、セキュリティなど
  • マネジメント系:プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、品質管理など
  • ストラテジ系:経営戦略、ビジネス戦略、マーケティング、法務(知的財産権、個人情報保護など)

エンジニアとして実務をしていると、「自分の守備範囲以外の話」にもそれなりに触れることになります。たとえば開発エンジニアでも、インフラのざっくりした構成やセキュリティポリシーを全く知らないと、設計時に困りますよね。基本情報技術者試験は、そういった「ITエンジニアとして最低限知っておきたい全体像」を一通りカバーする狙いの試験になっています。

ccnaの出題範囲

ccnaは一言でいうと、「ネットワーク周りをガッツリ固めるための資格」です。主なテーマはこんな感じです。

  • ネットワーク基礎:OSI参照モデル、TCP/IP、LAN・WANの基礎、イーサネットなど
  • ネットワークアクセス:スイッチング、VLAN、トランキング、無線LANの基本
  • IPコネクティビティ:ルーティングプロトコル、スタティックルートとダイナミックルート、経路制御の考え方
  • セキュリティ:アクセスリスト、VPN、ファイアウォールの考え方など
  • 自動化・プログラマビリティ:ネットワークの自動化やAPIを使った運用の基礎

実際の仕事でネットワーク機器を触るときに、「なんとなく設定して動けばOK」では怖い場面も多いです。ccnaの内容は、トラブル対応や設計レビューで「なぜこの設定なのか」「別の構成にしたらどうなるのか」を考えられるようになるための土台になってくれます。

範囲の違いの押さえどころ

  • ITの世界をぐるっと一周して俯瞰したい → 基本情報技術者試験
  • ネットワーク・インフラを自分の武器にしたい → ccna

なので、「自分は将来的に何者になりたいのか?」を考えながら、どちらの範囲の方が今の自分に必要かをチェックしてみてください。もしこのあたりのIT基礎(n進数やアルゴリズムなど)が不安な場合は、先に基本情報技術者試験寄りの学習をしておくと、ccnaのネットワーク分野も理解しやすくなります。

基本情報技術者試験とccnaの受験料と試験形式

ここからは、かなり現実的な話です。どちらの資格もCBT(コンピュータを使った試験)形式ですが、受験料や試験時間、問題形式に違いがあります。

基本情報技術者試験の受験料と形式

基本情報技術者試験は、CBT方式で行われる国家試験です。科目A(選択式中心)と科目B(主にプログラミング・セキュリティなどの問題)に分かれており、合格には両方で基準点を超える必要があります。

受験料は数千円台で、国家試験としては比較的手を出しやすい価格帯です。「まずはIT系の資格を一つ取りたい」「学生のうちに履歴書に書ける資格が欲しい」というニーズにもマッチしやすく、企業の新人研修で受験を推奨されることも多い試験です。

ccnaの受験料と形式

ccnaもCBT形式ですが、試験時間はおよそ120分、問題数も100問前後とボリュームがあります。単純な選択問題だけでなく、シミュレーションやドラッグ&ドロップのような実務をイメージした問題形式も混ざるのが特徴です。

そして最大の違いは「受験料」です。ccnaは1回あたりの受験料が結構高めで、数万円クラスの出費になります。ここが、気軽に「とりあえず練習で受けてみるか」と言いづらいポイントでもあります。

受験料・試験制度の確認は必ず公式で

受験料や試験制度(試験時間・出題形式など)は、年度や制度改定によって変わることがあります。特に基本情報技術者試験については、公的な情報源としてIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が最新情報を公開していますので、受験前には公式サイトを必ずチェックしておくことをおすすめします。(出典:IPA「情報処理技術者試験」公式サイト)

ccnaは受験料が高いぶん、「一発で決めたい」という心理的プレッシャーも生まれやすい試験です。お財布との相談も含めて、受験時期は焦らず計画的に決めるのが大事になってきます。

基本情報技術者試験とccnaどちらを先に取るべきか

いよいよ核心部分、「結局どっちを先に取るといいの?」という話です。ここは正解が一つに決まるものではなく、あなたのゴールや今の状況で変わってきます。

インフラ・ネットワークを本命にしたい場合

もしあなたが「将来はネットワークエンジニアとしてキャリアを伸ばしたい」「クラウドインフラやSREに強いエンジニアになりたい」という明確なイメージを持っているなら、ccnaを先に据えるのはかなりアリです。求人票でも「ccna歓迎」「ccna保持者優遇」という文言はよく見かけますし、インフラ系の現場ではccna相当の知識を前提とするプロジェクトも少なくありません。

このパターンでは、まずccnaを目標にしてネットワークの基礎〜実務寄りの知識を固める → その後、基本情報技術者試験でIT全体の基礎やマネジメント・ストラテジを補強する、というルートが王道です。先に現場で重宝されやすいスキルを身につけておいて、のちのち「国家資格も押さえているインフラエンジニア」という形に持っていくイメージですね。

IT未経験・進路がまだふわっとしている場合

逆に、現時点では「ITエンジニアにはなりたいけど、開発かインフラかはまだ決めきれていない」という状態なら、基本情報技術者試験を先に受けるルートがおすすめです。理由はシンプルで、基本情報の学習を通じて、自分の「好き」と「苦手」がかなりはっきりしてくるからです。

たとえば、アルゴリズムやプログラミング問題にワクワクするならアプリやWeb開発寄りの道が合っているかもしれませんし、ネットワークやセキュリティの分野を読んでいて「意外と面白いな」と感じるなら、インフラ寄りが向いている可能性があります。最初から進路をガチガチに固定せず、まずはITの地図全体を眺めつつ、自分の得意ゾーンを探すイメージですね。

順番選びのざっくり指針

  • インフラ・ネットワークに一直線で行きたい → ccna → 基本情報技術者試験
  • IT全体の基礎を固めてから進路を決めたい → 基本情報技術者試験 → ccna

どちらが“正解”という話ではなく、「あなたのゴール」と「今の立ち位置」から逆算するのが一番しっくり来る選び方です。迷ったら、今の自分の興味と、半年〜1年後にどうなっていたいかを紙に書き出してみるのもおすすめですよ。

基本情報技術者試験とccnaの勉強時間と学習方法

最後に、勉強時間の目安と学習方法です。仕事や学校と両立しながら勉強する人がほとんどなので、「どのくらい時間を見ておけばいいのか?」はかなり大事なポイントですよね。

基本情報技術者試験の勉強時間の目安

基本情報技術者試験の学習時間は、よく100〜300時間くらいが目安と言われます。ただしこれは本当に人それぞれで、IT未経験なら200〜300時間くらい確保しておくと安心、情報系の学生や既にIT業務に携わっている人なら100〜150時間で突破する人もいます。

勉強の流れとしては、

  • まずはテキストや動画講座で全体像をつかむ
  • 過去問を解いて、頻出分野と自分の弱点を洗い出す
  • 苦手分野をテキストに戻りながら潰していく
  • 直前期はとにかく過去問演習と解説読み込みでアウトプット中心

という形が定番です。特にCBT形式になってからも、過去問の傾向を押さえることはやっぱり重要で、「どの分野がどのくらいの重さで出るのか」を体で覚えていくことが合格への近道になります。過去問の年度数や回し方については、基本情報過去問を何年分解くべきかを解説した記事でより具体的にまとめています。

ccnaの勉強時間の目安

ccnaの学習時間は、未経験かどうかで変わりますが、200〜300時間前後を目安として語られることが多いです。ネットワーク未経験からのスタートだと、用語や仕組みに慣れるのに時間がかかるので、最初の1〜2カ月は「分からなくて当然」という前提で、焦らずじわじわ慣れていくのがいいかなと思います。

学習の進め方としては、

  • ネットワーク入門書でイメージをつかむ(図の多い本がおすすめ)
  • ccna試験向けの公式テキストや問題集で範囲を一通りカバーする
  • シミュレータや仮想環境(Packet Tracerなど)で実際にコマンドを打ってみる
  • 模擬試験を通して、本番形式に慣れる

といった流れが王道です。机上の知識だけだと定着しづらいので、「図を書く」「手を動かす」「声に出して説明してみる」の3つを意識すると、一段理解が深まりやすくなります。

2つの資格に共通する勉強のコツ

  • インプット:アウトプットの比率は3:7くらいを意識すると◎
  • 「分かったつもり」を防ぐために、人に説明するつもりでノートにまとめる
  • 理解が浅い部分ほど、図解や具体例を自分の手で書いてみる

ここで書いた時間は、あくまで一般的な目安なので、「自分の生活リズムで週にどれくらい勉強時間が取れそうか」をベースに、無理のないスケジュールを組んでみてください。働きながらであれば、平日1〜2時間+休日3〜4時間を確保できると、数カ月単位でかなり進められますよ。

基本情報技術者試験ccnaの関連性と活かし方

  • 基本情報技術者試験の知識はccnaに活かせるか
  • ccna取得後に基本情報技術者試験を受ける利点
  • 基本情報技術者試験ccnaの就職・転職での評価
  • 基本情報技術者試験ccnaのおすすめ取得順序
  • 基本情報技術者試験ccnaの資格組み合わせによるキャリアパス
  • まとめ|基本情報技術者試験ccnaの効果的な学習順序

ここからは、「2つの資格をどう組み合わせてキャリアに活かしていくか」という視点で見ていきます。基本情報技術者試験で学ぶIT基礎と、ccnaで学ぶネットワークの専門知識は、実はかなり相性のいいコンビです。うまく組み合わせることで、「ただ資格を2つ持っている人」ではなく、「IT全体も分かるしインフラにも強い人」というポジションを狙いやすくなります。

基本情報技術者試験の知識はccnaに活かせるか

結論から言うと、かなり活かせます。特に、基本情報技術者試験のテクノロジ系で学ぶネットワーク基礎や情報セキュリティの知識は、ccnaの学習に直結しやすい部分です。

ネットワーク基礎の理解がスムーズになる

基本情報技術者試験では、OSI参照モデルやTCP/IP、IPアドレス、ルーティングの概念など、ネットワークのいわゆる「超基礎」が出てきます。深さはccnaほどではないものの、「そもそもデータってどうやって相手先に届いているの?」という根っこの部分が押さえられるので、ccnaのテキストを開いたときに、いきなり未知の単語だらけ…という状態になりにくくなります。

たとえば、基本情報技術者試験の勉強で「IPアドレスとサブネットマスクの意味」「ルータとスイッチのざっくりした役割」あたりを押さえておくと、ccnaでサブネット設計やルーティングプロトコルに踏み込むときに、「あ、あのとき学んだこれの詳細版ね」とつなげて理解しやすくなるはずです。

セキュリティや運用の感覚も身につく

さらに、基本情報技術者試験では情報セキュリティやサービスマネジメントの基本も扱います。これがあると、ccnaで出てくるVPNやファイアウォール、アクセス制御の話が「単なる設定手順」ではなく、「何を守るための仕組みなのか」「運用上どんな観点で気を付けるのか」までイメージしやすくなります。

基本情報 → ccnaの良い循環

  • 基本情報技術者試験でIT全体とネットワークの基礎を押さえる
  • ccnaでネットワークの実務寄りスキルを深掘りする
  • 現場で「なぜその設計にするのか」を説明できるエンジニアに近づく

なので、「いきなりccnaの参考書を開いたけど、用語が難しすぎて心が折れそう…」という人は、いったん基本情報技術者試験レベルのネットワーク・セキュリティを押さえてから戻ってくる、という戦略も十分アリです。

ccna取得後に基本情報技術者試験を受ける利点

逆向きのパターン、つまり「先にccnaを取ってから基本情報技術者試験に挑戦する」というケースも、インフラ寄りの人にはかなりおすすめのルートです。

ネットワーク分野でアドバンテージを持てる

ccnaを取得している時点で、ネットワーク分野の知識は基本情報技術者試験のレベルを上回っています。そのため、基本情報の試験勉強においては、ネットワーク関連の問題は復習程度でサクッとこなせることが多く、その分の勉強時間をアルゴリズムやマネジメント、ストラテジ系に回せます。

特に、「ネットワークは強いけど、ビジネス系の用語や会計が苦手…」というタイプの人にとって、基本情報技術者試験は苦手克服のいいきっかけになります。すでに得意な分野で点を稼ぎつつ、弱点分野を底上げできるので、バランスの良いスキルセットを作りたい人には相性が良いです。

履歴書・社内評価での見え方が変わる

ccnaと基本情報技術者試験の両方を持っていると、履歴書や社内の評価の場面で、「インフラに強いけれど、IT全体やビジネスの話もわかる人」という印象を与えやすくなります。これは、将来的にリーダーや設計寄りのポジションを狙いたいときにもプラスに働きます。

ccna → 基本情報技術者試験のメリット

  • ネットワーク問題で有利に戦える
  • インフラに強いエンジニアでありつつ、IT全体の基礎も示せる
  • 履歴書に「ccna+基本情報技術者試験」のセットで書ける

長期的に見れば、ccnaで培った専門性と、基本情報技術者試験で身につけた横断的な知識の組み合わせが、「昇格や異動のタイミングで効いてくる」というケースも十分考えられます。

基本情報技術者試験ccnaの就職・転職での評価

就職・転職の場面で、基本情報技術者試験とccnaはどう評価されるのか。ここも、資格選びのモチベーションに直結するところですよね。

基本情報技術者試験が評価されやすい場面

基本情報技術者試験は、特に次のような場面で評価されやすい資格です。

  • 新卒・第二新卒採用など、ポテンシャル重視で採用する枠
  • 自社開発企業やSIer、社内SEなど、職種の分かれ方がまだ粗いポジション
  • 「IT基礎をちゃんと勉強してきたか」を見たい企業の選考

国家資格ということもあり、「勉強する習慣がある」「IT全般のベースがある」といった点をアピールしやすいです。まだ実務経験が少ない段階では、「基本情報を持っているかどうか」が一次スクリーニング的に見られることもあります。

ccnaが評価されやすい場面

ccnaは、次のような求人や現場で特に評価されやすいです。

  • ネットワークエンジニア、インフラエンジニアの求人
  • データセンター、通信キャリア、ネットワーク機器ベンダーなどのインフラ寄り企業
  • クラウドインフラ、SRE、社内インフラチームなど、基盤寄りのポジション

募集要項で「ccnaレベルの知識を有する方」と書かれているケースも多く、未経験からの挑戦でも資格取得が書類通過の後押しになることがあります。「ネットワークをちゃんと学んでいる人」というわかりやすい証拠として機能しやすいですね。

資格だけですべてが決まるわけではない

もちろん、資格があれば絶対に採用されるというわけではなく、実務経験やポートフォリオ、面接でのコミュニケーションなど、総合的な評価で決まります。ここで書いているのはあくまで一般的な傾向なので、キャリア選択で迷ったときは、転職エージェントやキャリアアドバイザーといった専門家にも相談しながら、最終的な判断をしてもらうのが安心です。

とはいえ、「資格があることでチャンスの扉が開きやすくなる」のも事実です。基本情報技術者試験とccnaをうまく組み合わせることで、応募できる求人の幅や、面接でのアピール材料を増やすことができます。

基本情報技術者試験ccnaのおすすめ取得順序

ここまでの話を踏まえて、「結局どんな順番で取るのが良さそうか?」を、ケース別に整理してみます。あなたの今の状況に近いパターンをイメージしながら読んでみてください。

ケース1:IT未経験で、まだ進路が固まっていない

このケースでは、以下のような順番をおすすめします。

  • ステップ1:基本情報技術者試験でIT全体の地図と基礎を固める
  • ステップ2:勉強の中で「開発寄りかインフラ寄りか」を見極める
  • ステップ3:インフラに興味が出てきたら、ccnaにチャレンジ

このルートであれば、方向転換の余地を残したまま、IT業界に入るための土台を作れるのがメリットです。途中で「やっぱり自分はフロントエンドやバックエンド開発が好きだな」と気づいたら、ccnaではなく別の開発寄り資格やポートフォリオ作りに舵を切ることもできます。IT未経験からの具体的なステップは、IT未経験から基本情報技術者試験に合格するための独学ガイドでもロードマップ形式で整理しています。

ケース2:インフラエンジニアをかなり明確に目指している

一方、「最初からインフラ・ネットワーク一本で行くつもり」という人は、次のような順番もありです。

  • ステップ1:ccna合格を最初のゴールに設定する
  • ステップ2:ネットワーク学習を進めながら、余裕がある範囲で基本情報レベルのIT基礎にも触れる
  • ステップ3:ccna合格後、タイミングを見て基本情報技術者試験でIT全般の知識を補強

このルートだと、「まずはインフラの現場に入りやすくする」ことを優先しつつ、のちのちプロジェクトマネジメントやビジネス寄りの知識もキャッチアップしていくイメージになります。

順番に悩んだときの考え方

  • 半年〜1年後にどんな仕事をしていたいかを書き出してみる
  • その仕事で「絶対に必要そうな知識」はどちらの試験に多く含まれているかを比べる
  • モチベーションが上がる方から先にやる(これも実はかなり大事です)

勉強はどうしても長期戦になりがちなので、「ワクワクしながら進められるかどうか」も実は重要な要素です。迷ったら、より興味を持てる方から先に始めてしまっても大丈夫ですよ。

基本情報技術者試験ccnaの資格組み合わせによるキャリアパス

最後に、基本情報技術者試験とccnaを組み合わせたときに、どんなキャリアパスが描きやすくなるかをイメージしてみましょう。

「基礎+専門」のセットで強みを作る

ざっくり整理すると、

  • 基本情報技術者試験:IT基礎、マネジメント、ビジネス・法務の全体像
  • ccna:ネットワーク・インフラの専門スキル

という役割分担になっています。これを両方持っていると、たとえば次のようなキャリアの描き方がしやすくなります。

  • インフラエンジニアとして経験を積む → ネットワークアーキテクトやクラウドインフラエンジニアへステップアップ
  • 社内SEとしてインフラ・ネットワークを担当しつつ、システム企画やプロジェクトマネジメントに関わる
  • のちのちSREやDevOpsエンジニアとして、開発チームとインフラチームの橋渡し役になる

中長期で見たときのメリット

  • 技術の話だけでなく、ビジネスやマネジメントの会話にもついていきやすくなる
  • ネットワークに強いエンジニアとしての軸を持ちながら、新しい領域(クラウド、SREなど)にも広がりやすい
  • 将来的に上位資格(ネットワークスペシャリスト試験、ccnpなど)を目指す際にも、基礎力が効いてくる

資格そのものがキャリアのゴールではありませんが、「どの方向に伸びていきたいか」を考えるうえで、基本情報技術者試験とccnaの組み合わせはかなり心強い武器になります。

まとめ|基本情報技術者試験ccnaの効果的な学習順序

まとめ|基本情報技術者試験ccnaの効果的な学習順序

最後に、この記事の内容をギュッとまとめておきます。

  • 基本情報技術者試験は「IT全般の基礎」を、ccnaは「ネットワーク専門スキル」を証明する資格
  • 難易度はどちらも決してラクではないが、計画的に学習すれば十分に合格を狙えるレベル
  • IT未経験で進路がまだふわっとしているなら、基本情報技術者試験から始めるとIT全体の地図がつかめる
  • インフラ・ネットワークを本命にするなら、ccnaを先に取得して、その後に基本情報技術者試験で全体の基礎を補強するルートも有力
  • 2つの資格を組み合わせることで、「IT全体も分かるしインフラにも強い」エンジニア像を目指しやすくなる

どちらを先に取るにしても、大事なのは「自分のゴールから逆算して順番を決めること」です。この記事が、基本情報技術者試験とccnaのイメージをクリアにしつつ、「自分はまずどこから手を付けようかな?」を考えるきっかけになっていたら嬉しいです。

なお、ここで紹介した合格率や勉強時間、受験料などはあくまで一般的な目安であり、最新の制度や金額は必ず公式サイトで確認してください。また、キャリア選択で迷っている場合は、転職エージェントやキャリアアドバイザーなど専門家にも相談しながら、あなたにとってベストなルートを一緒に考えてもらうのがおすすめです。