基本情報技術者試験の暗記一覧を探しているということは、午前試験の科目A対策でどの用語をどこまで覚えればいいのか、基本情報技術者試験単語一覧や基本情報技術者試験用語集を見ながらちょっと途方に暮れているのかなと思います。テクノロジ系からストラテジ系まで重要キーワードが山ほどあって、「この用語も暗記リストに入れるべき?」「単語帳を自作するべきか市販のものを使うべきか」「過去問だけでいくのはさすがに怖いかも」など、モヤっとするポイントが多いですよね。
この記事では、基本情報技術者試験の頻出用語をどう整理して暗記一覧に落とし込むか、午前試験向けの単語帳や重要キーワードのまとめ方、過去問やでる語句クイズなどのオンラインコンテンツとの組み合わせ方まで、具体的なやり方を一気に整理していきます。あなたの勉強スタイルにあわせて、無理なく続けられる暗記の仕組みを一緒に作っていきましょう。
- 基本情報技術者試験の暗記一覧に入れるべき頻出分野と重要キーワードが分かる
- 午前試験向けの単語帳や用語リストの作り方と使い方がイメージできる
- 計算問題用の公式暗記とテクノロジ系キーワードの整理方法が分かる
- 暗記一覧を使った直前対策と復習サイクルの回し方が具体的にイメージできる
基本情報技術者試験暗記一覧を理解する
- 暗記用単語集で頻出語句を整理
- 覚えやすい単語一覧の活用法
- 計算公式の暗記を効率化する
- テクノロジ系キーワードを押さえる
- 過去問と暗記項目を組み合わせる
まずは、そもそも基本情報技術者試験の暗記一覧に何を載せるべきか、全体像を整理します。何でもかんでも暗記リストに詰め込んでしまうと、ページを見るだけでやる気が削られてしまうので、最初の設計が大事なんですよね。ここでは「頻出度」「得点効率」「忘れやすさ」という三つの軸から、どの用語を優先的に暗記一覧に入れるべきかを整理しながら、あなた好みの暗記リストの形をイメージしていきます。
暗記用単語集で頻出語句を整理
基本情報技術者試験の用語は、公式のシラバスや参考書の索引を開くと、何百語どころか千語単位で並んでいます。「これ全部覚えるの?」と思った瞬間に、やる気ゲージがゼロまで落ちますよね。なので、スタート地点では「全部覚える前提」で考えないほうがいいです。まずは頻出語句だけをギュッと絞り込んだ暗記用単語集を作り、その“核”を少しずつ育てていくイメージで進めるのがおすすめです。
頻出語句を選ぶときは、次のような観点でピックアップしていくと失敗しにくいです。
- テクノロジ系で毎回のように出るキーワード(CPU、メモリ、仮想記憶、キャッシュ、LAN、TCP/IPなど)
- ストラテジ系で意味を問われやすい経営戦略や財務用語(3C分析、SWOT分析、損益計算書、貸借対照表、ROIなど)
- セキュリティ分野の重要用語(CIA、XSS、SQLインジェクション、ファイアウォール、PKIなど)
- 過去問を解いていて何度も見かけるけれど、毎回ちょっと曖昧になる用語
ここで大事なのが、「とりあえず全部メモする」ではなく、「覚える価値が高い語句から順に並べる」という発想です。IPAが公開しているシラバスは、どの分野にどんな知識が求められているかを整理した一次情報なので、一度ざっと目を通しておくと、暗記用単語集の方向性が見えやすくなります。(出典:情報処理推進機構 試験要綱・シラバス)
単語集に書く内容は、用語と日本語説明だけでもOKですが、私としては「一言で言うとどういうことか?」のメモを付けるのを強くおすすめしています。たとえば、こんな感じです。
| 分野 | 代表的な頻出語句 | 一言メモ |
|---|---|---|
| コンピュータ構成要素 | CPU、レジスタ、キャッシュ | 計算処理と制御の中枢 |
| ネットワーク | IPアドレス、サブネット、NAT | 機器同士をつなぐ住所管理 |
| セキュリティ | CIA、AES、TLS | 情報を守る基本三要素と暗号 |
| ストラテジ | 3C、SWOT、BSC | 企業や事業を分析する視点 |
こんなふうに「用語+一言メモ」をセットで書いておくと、後から見返したときに、単語だけを見たときよりも記憶に引っかかりやすくなります。とくに、似たような用語が多いネットワークやストラテジ分野では、この一言メモがあるかないかで暗記効率がかなり変わってきますよ。
最初から完璧な暗記用単語集を作ろうとしなくて大丈夫です。最初は30〜50語くらいの小さなリストから始めて、過去問や模試で「お、これも大事だな」と思った用語を少しずつ追加していくくらいがちょうどいいです。
覚えやすい単語一覧の活用法
頻出語句をピックアップできたら、次は「どう管理するか」です。紙のノートに書いてもいいのですが、後から並べ替えたり、弱点だけを抽出したりすることを考えると、単語一覧はデジタルで持っておくほうが便利な場面が多いかなと思います。スプレッドシートや単語帳アプリを使って、「単語一覧+チェックシート」の形にしておくと、暗記の進捗が一目で分かるようになります。
具体的には、スプレッドシートに次のような列を用意してみてください。
- 用語(例:キャッシュメモリ、仮想記憶など)
- 分類(テクノロジ/マネジメント/ストラテジなど)
- 一言説明(10〜20字程度でざっくり)
- 理解度(◎/○/△/× など、感覚でOK)
- 最終復習日(YYYY/MM/DD)
この一覧をベースにして、スマホの単語帳アプリに問題としてインポートしたり、紙の単語カードに書き写したりすると、「どの分野が弱いか」「最近復習していない用語はどれか」がパッと分かります。午前試験の科目Aは暗記寄りの問題が多いので、こうした単語一覧が一枚あるだけで、直前期の安心感がかなり違ってきますよ。
- 毎回の学習の最初に「前回から3日以上たっている用語」だけを復習する
- △や×になっている用語は、解説を読み直して「なぜそうなるか」まで確認する
- ◎になった用語は、週に1回くらいまとめてサッと眺めるだけにして負荷を下げる
また、単語一覧は「教科書的な正しさ」よりも、「自分が思い出しやすい表現」を優先して書いてOKです。公式な定義は、テキストや用語集でいつでも確認できるので、暗記一覧はあなた専用の“カンペ”くらいの気持ちでカスタマイズしていきましょう。
単語一覧は、最初から完成形を目指すとしんどくなります。過去問や問題演習を進める中で、「あ、これも載せておこう」と少しずつ追記していくくらいのほうが、負担も小さくて続きやすいですよ。
計算公式の暗記を効率化する
基本情報技術者試験の暗記一覧というと、どうしても「用語」だけをイメージしがちですが、実は計算系の公式もかなりの頻度で出てきます。とくにメモリアクセス時間や稼働率、損益分岐点売上高、ROIといった公式は、覚えているかどうかで点数がストレートに変わる部分なので、まとめておく価値が高いです。
代表的な計算公式を挙げると、次のようなものがあります。
- メモリアクセス時間=ヒット率×キャッシュアクセス時間+(1−ヒット率)×主記憶アクセス時間
- 磁気ディスクアクセス時間=平均シーク時間+平均回転待ち時間+データ転送時間
- 稼働率=MTBF ÷ (MTBF+MTTR)
- 損益分岐点売上高=固定費 ÷ (1−変動費率)
- ROI(投資利益率)=利益額 ÷ 投資額
これらを暗記一覧に載せるときは、単に公式だけを書き連ねるのではなく、「どんな問題で使うのか」「増えたら結果がどう変わるのか」といった“感覚”も一緒にメモしておくと、計算問題に強くなれます。
- ヒット率が高いほど、メモリアクセス時間は「キャッシュ寄り」に近づく
- MTBFが長いほど/MTTRが短いほど、稼働率は高くなる
- 変動費率が高いと、損益分岐点売上高も高くなりやすい
ここで一度、計算系の基礎をしっかりまとめておきたい場合は、算術演算やビット演算を解説した記事を先に読んでおくのもありです。たとえば、2進数の加減乗除やシフト演算を図解で整理した基本情報の算術演算を図解で整理した記事を押さえておくと、「そもそもこの計算って何をやっているの?」というモヤモヤがかなり減ります。
また、計算問題は「慣れ」がものを言う部分も大きいので、公式を暗記一覧にまとめたあとは、必ず実際の過去問や類題で手を動かすようにしてください。暗記一覧には、解いた問題番号をメモしておくと、「この公式はどの問題で出たか」がひと目で分かるようになり、復習がスムーズになりますよ。
勉強時間や解く問題数の目安は、あくまで一般的なものです。人によって理解のスピードや得意分野は違うので、ここで紹介している回数や時間は「一つのモデルケース」として参考にしてください。試験制度や出題範囲の最新情報は必ず正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、学習計画の立て方や健康面に不安がある場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
テクノロジ系キーワードを押さえる
暗記一覧の中でも、テクノロジ系のキーワードは量が多く、かつ点数源になりやすい、いわゆる“コスパのいいゾーン”です。コンピュータ構成要素、オペレーティングシステム、ネットワーク、データベース、アルゴリズム・プログラミングなど、分野ごとに整理されているとはいえ、単語数はなかなかのボリュームですよね。
ここで大事なのは、「単語をバラバラに覚えない」ということです。たとえば、次のような「流れ」で暗記一覧を並べ替えてみてください。
- コンピュータ構成:CPU、制御装置、演算装置、レジスタ、キャッシュ、主記憶、入出力装置
- OSとプロセス:プロセス、スレッド、スケジューリング(ラウンドロビンなど)、仮想記憶、ページング
- ネットワーク:OSI参照モデル、IPアドレス、サブネットマスク、NAT、DNS、ルータ、スイッチ
- データベース:テーブル、主キー、外部キー、正規化、トランザクション、ACID特性
このように、実際のコンピュータシステムの構成順に並べると、単語同士が「線」でつながっていく感覚が生まれます。午前試験で出てくる文章問題も、こうした流れを前提に書かれているものが多いので、暗記一覧を作る時点でストーリーを意識しておくと、本番での読解がかなりラクになりますよ。
また、ビット演算やシフト演算が苦手な人は、そこだけ切り出して小さなミニ暗記一覧を作るのもおすすめです。たとえば、AND/OR/XORの真理値表や、左シフト・右シフトで何倍/何分の一になるかを図解付きでまとめた基本情報技術者試験のシフト演算を超やさしく解説した記事などを一度読んでおくと、「ビット演算=よく分からないから飛ばす」という状態から抜け出しやすくなります。
テクノロジ系は、“ざっくり構造”→“個別用語”の順で攻めるのがコツです。いきなり「キャッシュ」「TLB」「セグメンテーション」と個別用語に突っ込むのではなく、「コンピュータはざっくりこういう部品でできている」「ネットワークはこの階層で考える」といった大枠を、暗記一覧の冒頭にまとめておくと、その後の細かい用語がスッと入ってきます。
過去問と暗記項目を組み合わせる
暗記一覧を作ったら、必ずセットでやってほしいのが「過去問との紐付け」です。用語集や暗記リストだけを眺めていると、「分かったような気」はするのですが、実際の問題文の中でどう出てくるかがイメージできず、本番で選択肢を前に固まってしまうパターンも多いんですよね。
- 科目Aの過去問や類題を10問前後まとめて解く
- 分からなかった/迷った問題に登場した用語にマークをつける
- その用語を暗記一覧の中で探し、なければ新規追加、あれば「★」などの印を付けて優先度を上げる
- 翌日以降、「★付き用語だけを集中的に復習する時間」を10〜20分確保する
このサイクルを回していくと、暗記一覧が「過去問で実際に間違えた用語のリスト」に近づいていきます。つまり、そのまま弱点リストにもなるので、「何から復習すればいいか分からない」という悩みがかなり減ります。
過去問を解くときは、解説を読む前に「この用語は暗記一覧に載っているか?」を必ず確認してみてください。載っていない用語は、説明を読んでから暗記一覧に追記、すでに載っているのに間違えた用語は、一言メモや例を見直して、もっと自分にとって分かりやすい表現に書き換えてみるといいですよ。
さらに余裕があれば、「この問題は、どの単語に注目すれば解けるのか?」という視点で、問題文のキーワードにマーカーを付けていくのもおすすめです。たとえば、「CPUのスループットを高めるために」と書かれていたら、暗記一覧の中では「スループット」と「CPU性能の指標」の行に紐づきます。こうやって問題と暗記リストの橋渡しをしておくと、復習の質がぐっと上がりますよ。
基本情報技術者試験暗記一覧を使った勉強法
- 分野別単語一覧で学習を最適化
- 用語集を使った暗記テクニック
- ストラテジ系キーワードの覚え方
- 重要語句の暗記を加速する方法
- 基本情報技術者試験暗記一覧で学習を総括する
ここからは、作成した基本情報技術者試験暗記一覧を、日々の勉強の中でどう活用していくかを具体的に見ていきます。せっかく時間をかけて暗記一覧を作っても、「作って満足」で終わってしまってはもったいないですよね。このパートでは、「いつ」「どの分野を」「どのくらいのペースで」回していくかのイメージを、一緒に固めていきましょう。
分野別単語一覧で学習を最適化
暗記一覧を作るときに、最初から「分野別」の視点を入れておくと、そのまま勉強計画にも落とし込みやすくなります。基本情報技術者試験の出題範囲は、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系という大きなカテゴリで整理されていますが、「今日はテクノロジ系だけ」「週末はストラテジ多め」といった形で、曜日ごとに分野を割り振ってしまうのがシンプルで続けやすいです。
たとえば、次のような一週間サイクルをイメージしてみてください。
- 月・木:テクノロジ系の暗記一覧(コンピュータ構成、OS、ネットワーク、DB)
- 火・金:マネジメント系、サービスマネジメント系の用語(プロジェクト管理、ITサービス管理など)
- 水・土:ストラテジ系(経営戦略、マーケティング、財務・会計、法務)
- 日:一週間の総復習と「★付き用語」の総チェック
このとき、それぞれの日の中身は「暗記一覧をざっと眺める → チェックシートで弱い用語だけを深掘りする → その分野の過去問を数問解く」という流れで固定してしまうと、毎回「今日は何をしよう…」と悩まずに済みます。
- 5分:暗記一覧の今日の分野をざっとスクロールして眺める
- 15分:「△」「×」の用語だけを重点的に復習する
- 10〜20分:今日の分野の過去問を5〜10問解く
一日あたりの学習時間は、生活リズムや仕事・学校との兼ね合いで変わってきますが、まずは「30分だけでも続ける」くらいの軽い目標からスタートしてOKです。時間に余裕がある日は、同じルーティンを2セット回してみる、くらいの気持ちで調整すると、燃え尽きずに継続しやすいですよ。
ここで紹介した時間配分はあくまで一般的な目安です。体調や仕事の状況によっては、無理に詰め込まず、「今日は暗記一覧を眺めるだけ」という日があっても大丈夫です。長く続けることをいちばん大事にしてください。
用語集を使った暗記テクニック
基本情報技術者試験用語集は、とても頼りになる存在ですが、そのまま最初から最後まで読み切ろうとすると、ほぼ間違いなく途中で挫折します。なので、用語集は「辞書」「資料集」と割り切り、実際の暗記はあくまであなたの暗記一覧に任せる、という役割分担を決めてしまいましょう。
- 過去問や問題演習で分からない用語に出会ったら、用語集で意味を調べる
- 用語集の説明を、そのままではなく自分の言葉に言い換えて、暗記一覧にメモする
- 英語の略語については、フルスペルと日本語の意味をセットで書いておく(例:DNS=Domain Name System、名前解決の仕組み)
こうすることで、「覚えたい用語」だけが暗記一覧に集まっていき、用語集はあくまでバックアップとして使う形になります。用語集はページ数も多く、すべてを一気に覚えるのは現実的ではないので、あくまで「困ったときに頼る辞書」として机の上に置いておくイメージでOKです。
暗記一覧は、自分の頭の中を外付けHDD化したものくらいの感覚で作ると、後から見返したときの安心感が段違いになります。「この用語、どこかで見たけど忘れた…」というときに、暗記一覧を開けばすぐに確認できる、という状態を目指しましょう。
また、暗記を加速するテクニックとして、「関連用語をまとめて覚える」という方法もあります。たとえば、TCP/IPを覚えるときに、同時にUDP、IPアドレス、サブネット、ルータ、DNSなども暗記一覧の近い場所に並べておき、「ネットワーク関連セット」として一気に復習してしまうイメージです。関連用語をまとめて眺めると、頭の中でネットワークの構造が立体的に見えてきて、単語単体で覚えるよりも定着しやすくなります。
ストラテジ系キーワードの覚え方
ストラテジ系の用語は、日常生活や現場のエンジニア業務ではあまり触れない言葉が多く、「3C」「SWOT」「4P」「バランススコアカード」など、アルファベットとカタカナがずらっと並ぶ世界です。そのため、テクノロジ系よりもイメージがつかみにくく、「なんとなく読み飛ばしてしまう…」という人も少なくありません。
ここでのコツは、「種類ごとにグループ化して覚えること」です。たとえば、ストラテジ系の暗記一覧を作るときに、次のような分類で行やブロックを分けてみてください。
- 経営分析系:3C、SWOT、バリューチェーンなど
- マーケティング系:STP、4P、ブランド戦略など
- 指標系:ROI、IRR、損益分岐点売上高など
- 会計系:損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書など
そして、それぞれのグループごとに「どんな場面で使う考え方なのか」を1〜2行でメモしておきます。たとえば、3Cなら「市場を自社・顧客・競合の三つの視点から分析する枠組み」、バランススコアカードなら「財務だけでなく、顧客視点・業務プロセス・学習と成長も含めて企業を評価する指標体系」といった感じです。
| グループ | キーワード例 | ざっくりイメージ |
|---|---|---|
| 経営分析 | 3C、SWOT、バリューチェーン | 会社や市場の現状を多角的に見る |
| マーケティング | STP、4P | どの客層にどう売るかの作戦 |
| 指標 | ROI、IRR、損益分岐点売上高 | 投資がどれくらい報われるかの物差し |
| 会計 | PL、BS、CF | 企業の健康診断書のようなもの |
こうやって「グループ+イメージ」をセットで覚えておくと、午前問題の文章を読んだときに、「これはマーケティングの話をしているから4Pが問われそうだな」「財務指標の話だからROIっぽいな」といった勘所が働きやすくなります。
なお、財務や会計に関する具体的な数値例や会計処理の詳細は、テキストや問題集によって前提条件が異なることがあります。この記事で紹介している考え方や数値はあくまで一般的な目安として扱い、実務的な会計処理や税務上の扱いなどについては、必ず専門家や公式資料を確認してください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
重要語句の暗記を加速する方法
暗記一覧がある程度育ってくると、「作るフェーズ」から「回すフェーズ」にシフトしていくタイミングがやってきます。ここから先は、「どれだけ効率よく回転させられるか」が勝負です。ただ、すべての用語を毎日復習しようとするとすぐにオーバーフローしてしまうので、賢くメリハリをつけていきましょう。
私がよくやっているのは、暗記一覧の用語を次の三つに分類する方法です。
- ほぼ覚えた:意味も使いどころもだいたい説明できる用語
- ちょっと不安:言葉は分かるけど、説明しろと言われると詰まりそうな用語
- ほぼ忘れた:名前を見てもピンとこない、もしくは毎回間違える用語
この三つに分けたうえで、「ほぼ忘れたゾーン」だけを単語帳アプリやカードに移し、通勤時間やスキマ時間に集中的に回します。「ちょっと不安ゾーン」は、週に数回まとめてチェックする程度、「ほぼ覚えたゾーン」は週1回サッと眺めるだけにして、復習の頻度に差をつけるわけです。
- スマホのホーム画面に単語帳アプリのショートカットを置いておく
- 「トイレに行くたびに1問」「電車を待つ間に3問」など、トリガーを決める
- 暗記一覧の中で「今日覚えたい用語ベスト5」を決めて、付箋などで目立たせる
また、YouTubeなどで基本情報技術者試験向けの単語解説動画を流し聞きするのも、暗記を加速するいい方法です。目で暗記一覧を追うだけでなく、耳からも何度も同じ用語を聞くことで、「あ、この単語は前にも聞いたな」と記憶の引っかかりが増えていきます。
直前期に入ったら、「新しい用語を暗記一覧に追加する」のではなく、「すでに載っている重要語句の取りこぼしをなくす」方向に切り替えるのがおすすめです。新しいことを増やすより、既存の暗記一覧の精度を高めたほうが、確実に得点アップにつながりやすいですよ。
基本情報技術者試験暗記一覧で学習を総括する

最後に、基本情報技術者試験暗記一覧を使った学習全体を、ざっくり総括して締めくくりましょう。ここまで見てきたように、暗記一覧は「作ること」がゴールではなく、「日々の学習と過去問演習の中で、何度も更新されて育っていくもの」です。テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の頻出キーワードを整理し、計算公式をコンパクトにまとめ、過去問で見つかった抜け漏れを追記していく。その積み重ねが、そのままあなたの合格力になっていきます。
もちろん、勉強時間や進め方は人それぞれですし、「この通りにやれば絶対合格」という魔法のメソッドはありません。この記事で紹介してきた暗記一覧の作り方や回し方は、あくまで一つのモデルケースとして、自分のライフスタイルや得意/苦手に合わせて柔らかくアレンジしてもらえればOKです。
試験制度や出題範囲、科目A・科目Bの形式などは、年度によって見直しが行われることがあります。最新の試験要綱やシラバスについては、必ず正確な情報は公式サイトをご確認ください。また、勉強時間の確保や健康管理、仕事・家庭との両立などに不安がある場合は、無理を重ねる前に、最終的な判断は専門家にご相談ください。
あなたの基本情報技術者試験へのチャレンジが、暗記一覧をうまく味方につけることで、少しでもラクに、そしてちょっとワクワクするものになってくれたらうれしいです。今日から少しずつ、あなた専用の「最強暗記リスト」を育てていきましょう。
